TAG

成長

人生ってなんだ

私自身、昨月37歳になった。「もうここまで生きたか」という感情もあれば、「まだ37歳か」という感情の両方を持ってしまう。 その37年間の中で「人生」を振り返ることはあれど、人生とは何かという問いを考える事も何度かあった。本書に限らず色々な本を読み、様々な人の話を聞きながら考えていくのだが、未だに結論が出ない。もしかしたら結論は人それぞれで、中にはないのかもしれない。 そこで本書である。劇作家であり […]

羊と鋼の森

本書の主人公はピアノの調律師である。高校の時にピアノの調律師と出会い、調律の世界に魅せられ、自らも調律師としての道を歩み始めた。もちろん調律は音に関して打鍵1つ狂いが生じてはいけない世界である。もちろん様々なピアノや人との出会いを通して人間的にも調律され、成長して行く。 私自身、「管理人紹介」でも書いたように中学・高校と吹奏楽、大学はオーケストラと約10年間音楽の世界に関わってきた。その中でピアノ […]

絆徳経営のすゝめ ~100年続く一流企業は、なぜ絆と徳を大切にするのか?~

そもそも企業は人によって成り立っている。その人は様々な「絆」で持って成り立っている。「絆」という支えがあって企業はつくられ、育っていく。しかしながら育っていった中で様々な者に惑わされてしまい、いつしか「絆」を忘れてしまう人も少なくない。 そこで本書である。本書は「絆」と「徳」を合わせた「絆徳(ばんとく)経営」とは何か。そしてそれを成し遂げるにはどうしたら良いかを示している。 第1章「これからの最強 […]

パンツを脱いじゃう子どもたち―発達と放課後の性

恥ずかしながら本書のタイトルを見て、つい「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけを連想してしまった。今はほとんどマンガ・アニメでクレヨンしんちゃんは観ないのだが、小さい頃はよく見ており、ことあるごとにパンツを脱いでいたシーンがあったことをつい思い出してしまった(現在ではそういったシーンは放送されていないと聞く)。 私事はさておき、本書は小中学生、そのなかにハンディを抱える子どもたちから発生する「性」 […]

記録するだけであなたの夢が10倍叶う! 夢を叶えるドリームマネージャー手帳

一般社団法人ドリームマネージャー協会 安達さまより献本御礼。 年末年始となってくると、文房具店には来年版の手帳が売られている。実際に購入される方、あるいは私のようにシステム手帳の中身を2022年版切り替えるために、リフィルを購入される方もいることだろう。 手帳を新しく使ったり、更新したりする中で、手帳の「使い方」も人それぞれであるが、本書はその中で「夢を叶える」ためにどのようなことを記録したら良い […]

メルカリ 希代のスタートアップ、野心と焦りと挑戦の5年間

フリマアプリ「メルカリ」が生まれたのは2013年の7月の時である。そこから瞬く間に広がりを見せて、今となっては日本・アメリカなどで使われている。しかしながら、今年の新型コロナウイルスにまつわるマスクなどの転売を始め、配布されているものやチケットなどの転売も相次いでいる事からネガティブな印象が強く持たれている。 しかしメルカリの歴史は決して順風満帆なものではなかった。起業前から後、そして急成長を遂げ […]

紙のピアノ

貧しい家庭に生まれ育ち、いじめに遭った少女はピアノ教師に助けられた。助けられた中でスケッチブックを与えられ、鍵盤を描くようになり、ピアノと出会うこととなった。本書のタイトルにある「紙のピアノ」のごとく。ピアノ教師からピアノを習い、技術を磨いていった後に、少女は音大に入り、ピアニストになるためコンクールに挑むこととなった。 その理由は助けてくれた教師のために、そして教師・生徒以上の関係を築くために、 […]

最新 LINEビジネス活用講座

私自身も最近使い始めたのだが、LINEはもはや無くてはならないコミュニケーションツールとしてある。そのLINEをビジネスに使う企業・個人と出てきており、活況を呈しているといっても過言ではない。 しかしながらそのLINEをいかに活用していくかによって売り上げを伸ばす、あるいは会社にとっての絶体絶命の状態から解放するかによって変わってくる。本書はその中でも「LINE@」と呼ばれる企業公式でビジネス発信 […]

小さな会社が大きく伸びる 55の最強ビジネスモデル

どんな企業でも大きく伸びるチャンスはある。そのチャンスを活かすも殺すもその企業次第であるのだから、抜け目なく行きたいものである。その大きく伸ばすビジネスモデルはたくさんあるのだが、本書はその中でも珠玉のモデルを55個紹介している。 第1章「なぜビジネスモデルを改善するべきなのか」 もっともビジネスの現場は絶え間なく変化する。その変化に対応できるかどうかによって生き残りはもちろんのこと、事業を伸ばす […]

うき世櫛

「髪は女の命」はよく言ったものである。しかしそれは今も昔も同じ事であり、江戸時代にもそういった時代があり、その女性の髪を美しくする「髪結い」といった職業もあったほど。 本書は江戸時代に「髪結い」として生きた齢15の少女が髪結いとして修行をツムと言った成長譚である。健気ながらも、髪結いとしての成長、そして女性と髪の毛、江戸時代における女性の愉しみ、そして「幸せ」、それが一つに詰まった一冊である。 江 […]