TAG

成長

好調を続ける企業の経営者は いま、何を考えているのか?

著者の鈴木様より献本御礼。 好調を続けられるにも、不調が続くのにも必ずと言ってもいいほど「原因」が存在する。その存在する原因とは一体何か、本書は成長を続けている企業の社長とインタビューを行いながら、要因を分析している。 File01「ミドリムシの可能性は、食料、化粧品、そしてバイオ燃料へ」 バイオ業界の成長企業である株式会社ユーグレナだが、なぜユーグレナにはバイオ業界で様々な広がりを見せているのか […]

101人が選ぶ「とっておきの言葉」

「言葉」は強力である。論理的な御託を並べて理解できたとしても心に響くことはほとんどない。しかしたった一つの言葉によって自分自身の人生や考え方を変えてしまうことさえある。その変えるきっかけとなることも言葉一つである。もっとも私自身もそういった心に刺さるような言葉を、本を通して見つけようとしている。本書は様々な場で活躍している人々と、その人の人生を糧となっている言葉を101通り取り上げている。 第1章 […]

すなまわり

本書のタイトルにあるものは簡単に言えば「土俵」のことを表している。土俵は砂で覆われつつ、ラインが引いてある。周囲には藁に囲まれ、神聖な場所としても挙げられる。 ちなみに本書の主人公は力士かと思いきや、力士の夢敗れて行司の道を選んだある若者を取り上げている。 力士になることの夢、そして力士の夢を破れた絶望、そしてその代わりの道となる行司へと進んでいった。その行事になり、取り組みを取り仕切ることになっ […]

ヘダップ!

サッカーに限らずともスポーツの世界は一見華やかなようでいて、実は厳しくも残酷な世界である。その「残酷」な部分は結果に表れるものもあれば、うわさ話やスキャンダルによって夢破れてしまう人もいる。 本書はその「うわさ話」によってスターロードから外れ、小さなリーグで奮闘する新人サッカー選手を描いている一冊である。 サッカー選手は一見華やかに見えるのだが、トップに立つための努力と闘いの姿がありありと見えてい […]

1億総バッタ時代~自由になりたかった僕らの独立術~

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼 「1億総バッタ」というとあまり聞きなれないのだが、本書の帯を見ると虫かごの中にあるバッタが描かれているが、それは「かごの中の鳥」や「回し車の中でクルクル回っているハムスター」といったほうが良いのかもしれないが、サラリーマンの現状そのものを表している。著者自身も今でこそ独立はしているものの、かつて上場企業の営業マンだった。その中での経験からサラリーマンでいるか […]

選ばれし壊れ屋たち

「壊れ屋」という言葉を初めて聞いた。それに近しい言葉とすると、政治家の小沢一郎の異名である「壊し屋」というのがある。 それはさておき、本書は新人作家がどのように新たな作品をつくっていくのかを描いた作品である。新人作家が通る道として次回作を描くために東奔西走、試行錯誤を行うような場面があるのだが、その試行錯誤の中で編集者から出された宿題がなんとも奇想天外なものである。新境地を開くためなのかもしれない […]

オレンジシルク

本書の著者の神田茜氏は作家でもあるが、それ以上に講談師である。講談を通じて様々な作品に触れたことにより、2011年に「女子芸人」でデビューし、作家の道を切り拓いた。 さて本書であるが、30歳になったOLが人気マジシャンに一目ぼれをしたことから物語が始まる。しかもその一目ぼれしたマジシャンを負うように脱サラしマジックの世界に飛び込んだという話である。 マジシャンと言っても単純にマジックができるだけで […]

バケモノと蔑まれても…死なないで

本書の著者は生後三ヶ月の頃、ろうそくによる火災のために、顔半分が焼けただれる大やけどを負ってしまった。そのやけどは現在も残っており、髪も生えてこなくなってしまい、本書のタイトルにもある「バケモノ」のような顔になってしまったという。しかもそのことによって小学校の頃からずっと苛烈なイジメを受けることとなった。しかもそのイジメはクラスメートのみならず、上級生から、さらには教師からいわれのない差別を受ける […]

なんでもホルモン―最強の体内物質が人生を変える

「ホルモン」というと、私の故郷・旭川でも「塩ホルモン」などが名物であり、「ホルモンラーメン(モルメン)」なるものがB級グルメとして有名であるのだが、ほかにも「ホルモン」というと「環境ホルモン」など人体を害するホルモンもあれば、「成長ホルモン」など人体にとって非常に重要なものもある。 本書はその中でも最後に説明した「ホルモン」の様々を紹介しているのだが、本書の中で紹介されているホルモンは多岐にわたっ […]

大転換―脱成長社会へ

本書は2008年に起こった「リーマンショック」を契機に急速に景気が後退したのを機に経済的な「大転換」が求められたことから出たのかもしれない。そう考えるとあれから6年以上経ち、経済的にもリーマンショック以前の好景気にあるのだが、もしかしたらまた本書のような「大転換」のきっかけになるような景気の変化が出てくるのかもしれない。 本書はリーマンショックをきっかけにした「大転換」に関することを提言しているが […]