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技術

すぐに結果を出せる すごい集中力

「集中力」となると、私としても頭の痛いないようになってきます。仕事や書評、さらには家のことなど、全て一人で行わなければならず、途中で止まってしまうこともざらにあります。そのことにより再び集中することも難しく、最終的には集中できず散漫してしまい、結局集中してやりたいことができなくなってしまうことも多くあります。 さて本書は、「すごい集中力」と題して、集中するための技術、さらには習慣化を行うための技術 […]

やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ

行動を起こすにも「やる気」になること、することが大切と言われることが多い。しかし、実際にやる気になると言うよりも、それに頼らずに「やる」ことができるようになる「コツ」があるという。本書はその「コツ」を37個取り上げている。 第1章「先延ばしがなくなる! 行動に「初速」をつける方法」 いざ「やろう」と決意しても、なかなか行動に踏み出せない人が多い。「当たって砕けろ」という格言以前に、「当たる前に砕け […]

BODY SHARING 身体の制約なき未来

本書のタイトルを見るに、社会現象になったとあるアニメ映画を連想してしまう。しかしその映画はあくまで身体が入れ替わることを意味しているのみである。 それはさておき、入れ替わりを含めた「共有」は何も記事や動画といったものばかりではなく、身体的な「共有」の時代がやってくるとしている。その一つに「メタバース」の概念もある。本書は技術や概念の革新から身体的な感覚などを「共有」する文化はどのように栄えるのかを […]

共感・時間・建築

建築の有りようは日々刻々と変化している。大きな流れで言うと本書で言うところの「共感」や「時間」といった要素が多くある。しかし建築において、どのような「共感」を持つべきなのか、あるいはどのような「時間」の流れを持たせるべきなのか、そのことについて取り上げているのが本書である。 第1章「「EN」から「en」へ」 文字だけで見たら、単純に大文字から小文字へと変わっていっただけの印象であるが、建築の世界で […]

ルポ デジタルチャイナ体験記

このところ、様々な所での技術革新は止まらない。その革新によって私たちの生活の変化も起こっており、また現在進行形で進化を続けている。もちろん進化の度合いは国によって異なっており、本書は中国におけるデジタル進化を取り上げているのだが、そこは日本以上に進化しているものだった。 第1章「潜入! アリババホテル」 本章で紹介されるホテルは2018年12月にオープンしたばかりである。しかもホテルマンはほとんど […]

デジタル化する新興国-先進国を超えるか、監視社会の到来か

デジタル化の波はとどまることを知らないのだが、特にその度合いが強いのは、中国やインドと言った「新興国」と呼ばれる国々である。最先端技術の「実験場」と呼ばれるような場所があり、世界的にもイニシアチブを取ろうとしている国まで存在するほどである。一方で日本ではどうなのかと言うと、後れを取っている現状にある。とは言えど「デジタル化」自体は必ずしも良いものではない。時代の先端を取ることができる一方で、監視社 […]

時間とテクノロジー

元々「時間」という概念が生まれたのはいつ頃なのかは誰にもわからない。人類が生まれた時なのか、それとも地球そのものが生まれた時なのか、あるいは宇宙が誕生したときなのか、論者によって考えは異なる。 また、哲学とは異なるものの、「時間」に関する考え方は「技術」の進歩と共に変わっていったとも言える。ではどのような変化があったのか、本書では技術、物語などのカント年から取り上げている。 第一章「鮮明な過去はつ […]

未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来

日本を始め多くの国で採用されている経済システムである。もちろん「資本主義」とひとえに言っても、細部を鑑みるといくつか存在するのだが、本書では広義の意味での「資本主義」を指しているのだが、そもそもの「資本主義」はいくつもの岐路に立たされることがあった。最近のコロナショックもあれば、一昔前のリーマン・ショックでも同じように資本主義のあり方が問われるようになる。現にリーマン・ショックの時は資本主義を批判 […]

AIの時代と法

AIは技術革新と共に、私たちの生活に深く関わっていくようになった。もちろん最新の技術が生まれることにより、それを悪用する輩も出てきており、それを規制するための「法律」の整備も急務になってきている。AIが台頭しつつある時代の中で法律整備はどのように行ったらよいか、そしてその時代の中で法律の考え方はどうしたらよいか、そのことについて論じているのが本書である。 第1章「デジタル技術に揺らぐ法」 技術はま […]

AIとBIはいかに人間を変えるのか

AIは既に私たちの生活の中に浸透していると言っても過言ではない。またAIについては日々刻々と技術革新が進んでおり、より便利になるものとも言われている。 本書の話に変わるのだが、この組み合わせはまさに「異色」というほかない。そもそも「AI」は技術やシステムの概念、一方の「BI(ベーシック・インカム)」は所得保障の一種である。関わりのない2つの要素はこれからの社会の中で重要な要素になると著者は指摘して […]