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挑戦

夢を見る力 自分を愛して、自分を信じて

もしも自分が見える世界が無くなったら。 もしも自分で歩くことができなかったら。 自分は「どうしよう」と感じる以前に、本当の意味で目の前が真っ暗になってしまう。現に突然ハンディを負ってしまう、場合によっては一生寝たきりになってしまうこともゼロでは無い。 本書の著者は物心の付いた頃に失明し、目が見えなくなってしまった。しかしハンディをもろともせず、津軽海峡縦断リレーやトライアスロン、さらには南アフリカ […]

ピア・ボランティア世界へ―ピア(仲間)としての障害者の国際協力

「ピア」は直訳すれば「仲間」 障害者同士の仲間やそこから派生するカウンセリングやワーキング、そしてボランティアがある。既存のボランティアやカウンセリングといった単方向なものではなく、むしろ双方向でお互いの心などをケアすることを指している。 おそらくこれからのカウンセリングやボランティアを投影する「ピア・ボランティア」。本書はマレーシアで行われた実践と挑戦を綴るとともに、これからのボランティアとカウ […]

アキバを創った12人の侍

かつてから電気街と言われ、今となってはオタクの聖地の一つと言われている秋葉原、通称「アキバ」。そのアキバは現在のように変容していったのか。そしてこれからのアキバはどのように変容していくのかについて、本書では実際に現在のアキバに変容させた方々、そしてこれからのアキバを構築させ、挑戦する方々を「侍」とし、紹介している。 1章「常識はずれの発想が”アキバ”を創った」 おそらく現在 […]

逆境を越えてゆく者へ

(株)オトバンク 上田様より献本御礼。 今から100年ほど前「武士道」という名著が出版され海外で話題となった。その人物は後に国際連盟の事務局次長を歴任した新渡戸稲造である。その人物が「自警録」「収容」という本を上梓していたことはご存じであろうか。恥ずかしながら私自身は、本書に出会うまで「武士道」しか知らなかった身である。 それはさておき、本書は逆境を越えていくこと、そして「逆境であること」の需要性 […]

静かなる改革者―「しなやか」に「したたか」に組織を変える人々

「改革」というとそれに関して「抵抗」をする人は必ずいる。「抵抗勢力」や「既得権益者」といわれている。それらの抵抗によって改革にも波風立つことが多いのだが、本書の改革は多種多様な価値観やアイデンティティを尊重しながらも、タイトルにあるように「静かに」改革を進める術について紹介している。 第Ⅰ部「静かなる改革者とは」 「リーダーとは孤独な立場である」とリーダー論について取り上げたときに何度か書いたこと […]

限界への挑戦―私の履歴書

本書は日本経済新聞の「私の履歴書」に掲載されていたモノを書籍化したものである。1973年、半導体の実験により、ノーベル物理学賞を受賞した。日本人で初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹を含め、物理学賞受賞者は6人いる。著者の人生とともに、研究者として、一人間としてどのように生きるべきかを本書は教えてくれる。ちなみに著者は現在横浜薬科大学の学長としてご活躍されている。 第一章「私の履歴書」 本章の冒頭に […]

新聞再生―コミュニティからの挑戦

当ブログではこれまで散々新聞のことを批判してきた。そう言ったことからか現在私は新聞を見なくなった。記事や社説を信用できなくなったことと、毎日130円前後払ってまで価値があるのかというのに疑問を持っているからである。 そんな私でも「新聞はなくならない」と思っている。ただし今と同じような形ではなく、多かれ少なかれ違った形に変化するだろうと私は考えている。それが具体的にどうなるのかはさすがにわからない。 […]

冒険家 75歳エベレスト挑戦記

2008年5月26日午前7時33分(現地時間)、三浦雄一郎が世界で初めて70代で2度目のエベレスト登頂に成功した。本書はその三浦雄一郎の半生と、この2度目のエベレスト登頂の日記などがある。特に日記については三浦氏自身の思いの交錯が如実に描かれており、三浦氏がどの思い出エベレストに登ったのかと言うのがものすごく伝わった。 とあるTV番組にて三浦氏は2度目の登頂はチョモランマ(中国側)からの登頂を目標 […]