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教育

中学生になったら

私が中学生になったのは今から19年前の時である。もっとも中学生になった時のことは全く覚えていないのだが、中学生の頃の自分は色々なことで悩み、動いたとも言える。多感で、なおかつ悩み多い中学生の生活はどのようにしたら良いのか、その手ほどきをしているのが本書である。 1章「中学校の生活」 中学校生活は小学校生活とは異なり、様々な会や部活、行司がある。もっとも授業をいかにして受けたらよいのか、さらには先生 […]

父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

父親は偉大な存在である。しかし人によってはそう思わない人もいるのだが、大概の人は父親の背中を見て育ち、その背中でもって将来を考えたり、父親になろうと思ったりするようになる。もっとも父親もまた子どもをいかにして育てていくのか、毎日のように模索をする。その中で父親と子どもは成長してくのだが、その様な時間は実のところ長くはないのだという。なぜ長くないのか、そして父親の役割とは一体何か、それらのことを取り […]

教えて! 校長先生 – 「開成×灘式」思春期男子を伸ばすコツ

開成と灘といえば、中高一貫校であり、日本を代表する進学校の2校である。その2校が思春期男子を成績優秀にするよりもむしろ「才能を伸ばす」ことに着目を置いている。その「才能」をいかにして伸ばすべきか、その方法を伝授している。 第1章「学校」 本書は学校でできること、受験勉強など様々な状況にフォーカスを当てている。その中でも2校は東大合格者を多く輩出している。その中で2校の共通点は授業に特徴があるという […]

子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由 「21世紀型スキル」で社会を生き抜く

私自身プログラミングを勉強したことがあり、仕事にも行ったことがある。もっともプログラミングを勉強したことはパソコンに興味があり、その延長線上としてプログラミングを学びたくなり、様々な言語を勉強することとなった。仕事でも活かすことができただけでなく、自分自身の仕事に幅を広げることができた。 そのプログラミングは最近ではN高と呼ばれるニコニコ動画の高校でも学ぶような機会が出てきたのだが、そもそも子ども […]

日本一小さな農業高校の学校づくり――愛農高校、校舎たてかえ顛末記

三重県伊賀市にとある小さな高校がある。その名も「学校法人 愛農学園農業高等学校」であり、木造づくりの高校で、全寮制であり、本格的に農業関連の仕事につきたい方々のための農業高校である。その農業高校は比較的新しい高校であり、なおかつ農業高校と名の冠する高校では全国唯一の私立農業高校である。なぜ農業高校をつくったのか、その農業高校で何を学び、どういった人を輩出していったのか、本書はそのことを取り上げてい […]

そろそろ、部活のこれからを話しませんか 未来のための部活講義

私自身中学・高校と吹奏楽部だった。特に高校は全国的に有名な高校だったことからありとあらゆるものを犠牲にして部活にのめりこんだことを今でも覚えている。その中で普段ではありえないような体験をすることができ、今の自分の一部人もなっている。 しかしながら今日の部活では過酷ばかりが先行し過ぎて本当の意味での「教育」となっているのか、その負の面が表立っているようなように思えてならない。その部活は今岐路に立たさ […]

路地の教室―― 部落差別を考える

路地というとストリート文化のことを指しているのかもしれないが、本書で取り上げている「路地」はむしろネガティブなもので「同和」や「部落」の中における教室・教育のことを指している。しかしなぜ「路地」なのか、そのルーツと現在について、「差別」とともに取り上げている。 一限目「路地とは何か」 そもそも著者自身も同和地区の出身であり、なおかつ同和解放の教育を先駆けて行ったところとして知られている。その場所で […]

もじれる社会―戦後日本型循環モデルを超えて

一見「もれる」と読み間違えてしまうのだが、「もじれる」は簡単に言うと「もつれる」「こじれる」が合わさった造語である。2つの意味がドッキングする意味としてはバブル崩壊後の日本経済を形容する形として象徴づけられているという。その象徴づけられている社会がどのようにして変化を遂げていくのか、そしてどのような対策が必要なのかを取り上げている。 第1章「社会の「悲惨」と「希望」」 社会における「悲惨」は数多く […]

強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話

どのような「強烈」なオヤジなのか気になってしまい本書を手に取った。風貌からして強烈なのか、それとも中身が強烈なのかどちらかなのだが、その中でも後者だけでなく、経歴も含めて「強烈」という言葉が似合うのかもしれない。その強烈な教育はどのようなものなのか、そしてそのことによって息子3人を京大に進学させることができた秘訣を取り上げている。 第1章「強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に送 […]

エデュケーション

日本の教育現場にまつわる本は今まで色々と読んできたのだが、本書は小説であるにせよ、教育現場のことを生々しく描かれている。 「日本の教育現場を変えたい」という夢と情熱に駆られた若者が、次々と立ち向かう残酷なる「現実」。その「現実」に立ち向かいながら、理想に向かってひたむきに奔走していく新米教師たちの物語が本書である。 「教師になりたい」という夢は人によって存在し、理想の教師像も人それぞれである。しか […]