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数学

20代で絶対に身につけたい数字力のルール

ビジネスの上で「数字」は欠かせないものである。論拠を持つだけではなく、結果の要素の一つとして、あるいは目標や現状把握の材料としても使われる。 だからでこそ「数字」を操る、知る力の一つとして「数学力」が最近ビジネス誌にて取り上げられている。 本書はその起爆剤となった一つとして、「若手」「駆け出し」と呼ばれる私たちのような世代がどのような「数学力」を身につけたらよいのか、元国税庁出身であり、一部上場企 […]

数学のリアル

学校で学ぶ「数学」、しかしその科目を忌避する人は少なくない。ましてや学んだとしても、「生活の役に立たない」というほど、生活と直結しないと考えられている。 しかし、この数学は実際の生活に直結しているのだという。しかも私の生活の目に見えないところで。本書はその「目に見えない所」で活躍する数学を解き明かしている。 第1章「指数・対数は人間の命を守った!」 高校の時に学ぶ「三角関数」や「指数・対数」、前者 […]

人生がラクになる数学のお話43

最近ビジネスの場では「数学力」が注目を浴びている。現にビジネスに役立つような数学本も世に出ており、「数学=ビジネス」という構図も出来始めている。 その数学は学問の範疇の身ならず、ビジネスに裾を広げているが、今度は人生においての数学の話が出てくるという。それが本書である。本書は人生に有効な数学の話を43個紹介している。 第1章「世の中は偶然に支配される」 「数学」と「偶然」はイコールではない。確率論 […]

年末恒例ランキング2011 vol.1 「理数系」本ランキング

2011年ももう残りわずかとなりました。年末となると年末恒例と自分でなってしまっている、書評、及びF1の記事ランキングを決める時期。今年ももちろんやります。もう4年連続となっていますが、このランキングは自分の独断と偏見で印象に残った本、F1レースを決めると言う趣旨でやってます。 今年は273冊取り上げました。今年の冊数を見てみると「これだけやっているんだぁ・・・」という感慨に浸ってしまいます。 私 […]

たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する

「今日の勝利はたまたまだよ」 この言葉はスポーツやギャンブルなど「勝負」の世界で良く聞く言葉である。確率論として低い場合に、こういった「たまたま」と言うのがある。しかしこの「偶然」にも必ず「確率」や「統計」はある。私も大学では確率や統計を専攻していたが「偶然」や「奇跡」という言葉を信じるのはこのためである。 十分あり得るだから出こそ、「統計」や「偶然」という言葉の働きを知る必要がある。折しも「日経 […]

年末恒例ランキング2010 vol.1 「理数系」本ランキング

もうすでに年末恒例と自分でなってしまっている、書評、及びF1の記事ランキングです。このランキングは自分の独断と偏見で印象に残った本、F1レースを決めると言う趣旨でやってます。 2008年、2009年に続いて今回が3回目。昨年と同じような感じでやっていこうと思います。 この企画のトップバッターは「理数系」の本のランキング。 今年は11冊しか取り上げられず、寒々しい分野となってしまいました。。。 今回 […]

大人の算数

「大人の・・・」はある意味危険な響きの様に思える。 タイトルの感想は置いといて、かつて学校で学んだ算数の授業があるが、現在の社会において役に立つとは言えない。しかしそういう時代だからでこそ、学校で学んだときの算数や数学を解いてみると新たな発見をすることが多い。本書は「毎日小学生新聞」で連載されていたものを書き直しながら、大人のために、新たな発見を見いだすための算数の授業を展開している。 第1章「直 […]

数学力は国語力

一見不思議に思えるタイトルであるが、実際に考えてみると含蓄がつく。 国語において「論理的」というのは、元々数学における「論理数学」からきている。公式における証明について、様々な式をもって成り立つことを「論理」でもって明確にしなければならない。「論理的に話す」ことについても、数字や固有名詞などを入れることによって説得力が増すと言われているが、それと通底するものがあるかもしれない。 本書は国語において […]

2009年年末恒例企画 vol.1 「理数系」本ランキング

もう「毎年恒例」といってもいいのかもしれません。年末年始となると様々な企画が行われるようですが、当ブログもその一つとして挙げられるかもしれません。 当ブログでは毎年末にカテゴリー別に印象に残った本、またはF1レースのランキングを行っております。 昨年は管理人がインフルエンザにかかったことによりほとんどのランキングが年明けにずれ込んでしまいましたが、今年はそういうことはないようにしようと思っておりま […]

数学が歩いてきた道

株式会社オトバンク 上田渉様より献本御礼。 数学の歴史は結構長く、古代ギリシャ時代にまで遡る。そう、ピタゴラスが定理(「ピタゴラスの定理」)を唱えたときにまでになる。約2000年もの間、数学は様々な学者が定理を唱え、今日の数学の教科書にまで波及してきた。そしてこれからも歩み続けいくだろう。本書はこれまで歩み続けた数学の歴史をたどっていくというものである。 第1章「深い森へ」 数学を確立させたピタゴ […]