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数学

数の発明

普段の生活の中でごく当たり前にある「数」。その数がどのようにして生まれたのかというと、正直言って良く分からない。しかも「数」とひとえに言っても「素数」「基数」「数字」「分数」「小数」など多岐にわたる。もちろん「数字」についても本書で取り上げているのだが、そもそも「数」がどうやってできたのか、その歴史を紐解くことが本書の中心である。 1.「数概念の起源」 元々「数」の概念ができたのがいつ頃かというと […]

とんでもなく面白い 仕事に役立つ数学

数学や算数の苦手な人がいる。その理由としていくつかあるのだが、主だったものとして「学校の授業がつまらない」「社会の役に立たない」というような話がある。しかし後者は最近になってそういった考えが覆されている傾向にある。本書のようにビジネスと数学に直結する要因と数学の中で幾何や代数、解析、非線形など数学の中でも非常に専門的なものについて仕事においてどのような客割を担っているのかについても伝授している。 […]

大人もハマる算数

小学校の時は算数、中学・高校と数学を学ぶ機会がある。また大学によっては数学を学ぶ機会があるのだが、私自身は小中高大とそういう機会があり、私自身も得意としていた。 そこで本書である。本書は大人のために算数を学ぶための一冊であるが、「単なる子供の算数じゃないか」と思っていたら痛い目にあう。しかしその痛い目にあったことによって、悔しくなって解きたくなり、本書のタイトルのようにいつの間にかハマってしまうよ […]

年末恒例ランキング2014 vol.1 「理数系」本ランキング

こんにちは。蔵前です。 2014年ももう残りわずかとなりました。 年末と言うことで、今年のランキングを取り上げて行きたいと思います。 今年で7回目となります。 今年は360冊取り上げました。 今回のランキングを除けばもう1年に1冊取り上げていると言っても過言ではありません。 毎年の通りになっちゃいますが、この企画のトップバッターは「理数系」の本のランキングです。 今年は24冊取り上げました。 昨年 […]

江戸を割る―和算とトリック・占いの不思議なつながり

本書のタイトルは「江戸を割る」と書いてあったが、「何を割るんだろう」と疑問に思ったのだが、サブタイトルを見ると「割り算」であるという。 本書は江戸時代における「割り算」をピックアップしながらトリックや占い、日常生活についてどのように受け入れられたのかについて取り上げている。「割り算」というと割った後の答えになる「商」と余った数の「余り」と言うのがある。それを算出する方法について、かつては棒を並べた […]

やり直し教養講座 高校数学、居酒屋で教えるとこうなります

「高校数学」は高校だけで学び、結局の所社会の役に立たない、と思っている方も多いことだろう。実際に私も分野によって異なるが役に立たない事だと思っていた。しかし最近では統計学が見直され、さらに確率なども認知されるようになり、高校数学が社会に役立てられるという認知もされ始めてきた。本書は数学者がわかりやすく高校数学を教えるという一冊であるが、「居酒屋で教える」と言うところがミソである。ちなみに本書は新書 […]

年末恒例ランキング2013 vol.1 「理数系」本ランキング

2013年ももう残りわずかとなりました。そういえば、「蔵前トラックⅢ」に移転してからは初の年末ですね。 年末となると年末恒例と自分でなってしまっている、書評、及びF1の記事ランキングを決める時期。今年ももちろんやります。 もう6年連続ですか・・・、このランキングは自分の独断と偏見で印象に残った本を決めると言う趣旨でやってます。 しかし、今年の5月にお知らせであったようにF1観戦の記事は書かない方針 […]

年末恒例ランキング2012 vol.1 「理数系」本ランキング

2012年ももう残りわずかとなりました。年末となると年末恒例と自分でなってしまっている、書評、及びF1の記事ランキングを決める時期。今年ももちろんやります。もう5年連続となっていますが、このランキングは自分の独断と偏見で印象に残った本、F1レースを決めると言う趣旨でやってます。 今年は311冊取り上げました。昨年は270冊ほどだったので多いな、という印象です、1日に2冊取り上げた日もあったほどなの […]

問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい

著者の山田様より献本御礼。 2014年には消費税の増税があり、それによる金銭的な不安が強くなっている。そのため企業にしても、個人にしても「会計」の知識が必要になってくる。とりわけビジネスマンは「数字力」も重要な要素となっていることからなおさら必要性が増してくる。 本書は平社員が学ぶべき会計、ビジネスにおける数字、社長として押さえておくべき会計、そして資産運用・形成など個人の財産を管理するための会計 […]

食える数学

かつて学校で習った「数学」、それが会社員として仕事を始めた今でも活きることもあれば、単なる机上の空論として終わったものもある。 もっというと、学校の授業の「数学」そのものを苦手としたり嫌ったりとする人が多い。 しかし最近ではビジネスの場でも「数学」が重要視されてきており、ビジネス書でも「数学」をテーマにしたものが乱舞している。本書は「学術の為の数学」ではなく、「社会人としての数学」、すなわち「食べ […]