TAG

文春新書

税金を払わない巨大企業

いよいよ年末に差し掛かるとサラリーマンは年末調整、そして年明けには個人事業主や一部の法人は「決算」、そして「確定申告」の時期に入ってくる。「税金」という話が嫌というほど耳に入ってくるような時期に差し掛かるのだが、その様な時期に本書が気になり、手に取ってみた。本書のタイトルにもあるように日本有数と言われている巨大企業は税金を払っていないのか、その真相について迫っている一冊である。 第1章「大企業は国 […]

21世紀の日本最強論

日本が最強である理由は色々とある。もちろん様々な角度が存在するのだが、同じように最強の部分もあれば、最弱と呼ばれるような弱点も存在する。本書はその最強である理由と、よりよくするための弱点のあぶりだしと克服の方法などを多岐にわたる学問から取り上げている。 第一章「誰も知らない「世界一の日本」」 日本が「世界一」である部分は豊かさもあるが、ガラパゴス化している技術を持っていること、そのことも含めノーベ […]

授業の出前、いらんかね。

「授業の出前」というのがあるという。そもそも「出前授業」の概念は様々な場で存在するのだが、本書で取り上げるものは長らく病院に入院している子どもたちに対して出前授業をしている方が自らの教育のあり方と歴史を綴っている。ちなみに本書で取り上げるのは「出前授業」だが、あくまで「院内教育」のことである。 第一章「病院訪問教育とはどんなものか」 「院内教育」とは何かというと文字通り病院の中にある院内学級があり […]

発信力 頭のいい人のサバイバル術

今となっては情報を発信できる時代になってきた。もちろんそれはブログやSNSをはじめとしたものが挙げられるが、だからでこそ、文章をどのようにするか、そして力強く発信できるかが大事になってくる。著者は文章について様々な観点で指摘したのだが、その文章を派生して発信の重要性を見出し、本書にて説いている。 第1章「これからは発信の時代である」 インターネットが隆盛したことにより、発信する機会が多くなってきた […]

花の男 シーボルト

日本における歴史の中で有名な外国人は少なくないが、江戸時代、それも開国前の中で最も有名な人物としてフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトがいる。シーボルトと言えば医学・博物学者としても有名であり、日本においても様々な蘭学を伝え、さらに日本のことを海外に伝えた人物としても挙げられる。そのシーボルトが日本に伝えたものとして蘭学のみならず、「花」をはじめとした植物があるという。 第一部「特別な使命をお […]

日本人のここがカッコイイ!

日本人では気づくことのできない日本の良さは存在する。その良さは本書で取り上げるような外国出身で日本に滞在している方々でしかわからない部分もある。もちろん滞在し始めた、あるいはしていく中で日本にしかないこと・ものに驚くような方々もいる。本書は日本に滞在している外国人たちが驚いたこと、変わったこと、そして日本に対する要望について取り上げている。 その一「日本のここに驚いた!」 外国人が日本に来て驚いた […]

歌舞伎町・ヤバさの真相

東京都新宿区歌舞伎町。私自身はあまりそこに行くことはなく、むしろあまり行きたくない気持ちである。その理由としてかつてテレビで歌舞伎町に関するドキュメンタリーを見て、「歌舞伎町=危険」というイメージを植え付けられているためである(もっとも私自身が東京嫌いであるが)。 歌舞伎町は危険であることはいろいろと見聞きしたのだが、なぜ・どのように危険なのか、ヤバいのかについて解き明かした本はなかなかない。本書 […]

日本神話の女神たち

日本は「八百万の神の国」と呼ばれるほど、たくさんの神が存在する。その思想は宗教というよりも、むしろ日本の国土としての考え方にあり、日本にいる民族それぞれに様々な神を崇めることができる土壌があると言っても過言ではない。本書はその中でも女神にフォーカスを当てているのだが、どのような役割を持ったのかそのことについて取り上げている。 第一話「アマテラス」 アマテラスは言うまでもなく「天照大神(あまてらすの […]

一流の人は本気で怒る

あなたは最近「怒った」ことはあるか。ちなみに「怒る」と言う意味は相手に対して怒鳴り散らすようなことではなく、あることに対して不満や憤懣を覚えることから生まれる「怒り」が芽生えたことを表している。その意味での「怒り」であれば、ほとんどの人は持っている感情である。その怒りをどこにぶつけるか、それが大きな鍵になるのだが、一流の人は本気で怒り、その怒りの矛先をコントロールすることによって、良い方向に導くこ […]

フィギュアスケートの魔力

フィギュアスケートのシーズンは真っ只中にあり、これからは四大陸選手権があり、3~4月には世界選手権が行われる。フィギュアスケートの熱は今もなお冷めておらず、特に男子スケートでは羽生結弦が絶対的な強さと人気があり、話題を呼んでおり、女子スケートでは浅田真央の復活もある。 フィギュアスケートにも歴史があるのだが、どのような歴史をたどっていったのか、そして初めてフィギュアスケートの観戦をするにはどうした […]