新書

国内

思考停止社会~「遵守」に蝕まれる日本

よく「コンプライアンス」というのが叫ばれている。確かに法令や倫理を守ることは重要なのだが、時としてこの「遵守」というのが法令よりも広がり、幅が利かなくなる、思考が停止するのではないのかと著者は危惧している。確かに「コンプライアンス」という言...
書評

人間を守る読書

タイトルからしてインパクトが強烈である。ちなみにこのタイトルは批評家ジョージ・スタイナーの「言語と沈黙」でとなえられた言葉だという。 読書というのは人それぞれであり、愉しみのために読書をする人、仕事や人生の目的のために読書をする人それぞれ違...
日本史

天誅と新選組―幕末バトル・ロワイヤル

幕末は激動の時代だったと言われている。かたや倒幕のために動き出す志士達、かたや天皇を担ぎ出そうとする人達、かたや幕府、もとい保身のために志士達を根絶やしにする者もいた。その時代は本書のタイトルとなっている「バトル・ロワイヤル」に相応しいと言...
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医学

医者を信じると病気になる-「常識」破りの養生法

今や「健康ブーム」とまではいかないものの「健康」に関することがもはや当たり前のようになってしまった。私はあまりいい気がしない。「健康のため」だからと言って自分の生活観が捻じ曲がってもいいのだろうか、長生きは良いことだろうかとつくづく考えてし...
国内

新聞再生―コミュニティからの挑戦

当ブログではこれまで散々新聞のことを批判してきた。そう言ったことからか現在私は新聞を見なくなった。記事や社説を信用できなくなったことと、毎日130円前後払ってまで価値があるのかというのに疑問を持っているからである。 そんな私でも「新聞はなく...
教育

教育破綻が日本を滅ぼす!

教育問題は今もなお、深刻な問題として位置づけられている。その教育問題について数々の著書を上梓し続けているのが教育評論家の尾木直樹氏である。本書の副題は「立ち去る教師、壊れる子ども達」である。今回の教育問題について教師、子ども、そして教育委員...
エッセイ

エア新書―発想力と企画力が身につく“爆笑脳トレ”

もしも本書の帯紙を私が書くとしたらこうだろう。 「注意:本書は絶対に電車の中で読まないでください。  笑い過ぎて周りから変な目で見られても責任は一切の責任は負えません。」 これは絶対に家で読むべき一冊である。そして壁の薄いアパートに住んでい...
教育

子どもは若殿、姫君か?【再掲】

「蔵前トラックⅡ」に移転して一番最初に取り上げたのが本書である。当時はこう書評していた。 皇太子殿下の恩師であり、元学習院初等学科長である川嶋優氏が日本の教育について説いている。本書を読んでわかったのは、非常に的を射ていた。今の子供たちが大...
日本史

「書評の部屋」ボツネタ集その2

ボツ理由:批判の仕方があまりにも過激すぎて、さすがにバッシングされるだろうと思ったから。 変容する日本の中国人社会 新華僑 老華僑 posted with ヨメレバ 譚 路美/劉 傑 文藝春秋 2008年04月21日 楽天ブックス Amaz...
外国人

青年ヒトラー

第二次世界大戦前後の中で最悪の独裁者とも言われるアドルフ・ヒトラー、今年の4月で生誕120年となる。ユダヤ人の大虐殺により歴史的汚点を築かせた張本人として今でも憎悪の的となっているのは周知の事実であろう。 この時期に本書が発売となったのだが...
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