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新書

昆虫はすごい

「昆虫」と言うと、小さい頃であれば「どんな生き物だろうか」と言うような好奇心が生まれた。しかし今は虫そのものが苦手になってしまったので、昆虫にちょっとでも出くわすと嫌な気分になったり、全力でよけたりしてしまう。そういった人なのだが、こういった昆虫の不思議を知るような本で昆虫を観るのであれば、むしろ好奇心が沸いてしまう、そういった性格なのである。 昆虫には様々な種類存在する。時として私たちの知りえな […]

大学で大人気の先生が語る〈失敗〉〈挑戦〉〈成長〉の自立学

人生の中には「失敗」や「挑戦」「成長」は当たり前にある。それが全くないような人生は単純に平坦な人生に終わってしまう。常に失敗や挑戦を繰り返しながら、日々成長を遂げるのが人生だが、人生には様々な出来事や考え方が存在する。その存在する、自分とは何か、そして自立するためにはどうしたら良いか、本書は九州大学にて、「様々なこと」をやっている助教が教えている。 第1章「命のコト、自分のコト」 人生においての「 […]

「ふるさと」の発想―地方の力を活かす

自民党はかつて「地方創生」をマニフェストに掲げた。しかしその地方は今、活性化しているのかと言うと、活性化している所もあれば活性化できていないところがあると言いざるを得ない。そんな状況の「ふるさと」の中、所々で試行錯誤を繰り返しながら地方改革を進め、活性化している。本書は現職の福井県知事が地方活性化のために行ってきたことも含めて地方の現状を伝えている。 第1章「地方は、いま」 本章のタイトルからする […]

歌舞伎町・ヤバさの真相

東京都新宿区歌舞伎町。私自身はあまりそこに行くことはなく、むしろあまり行きたくない気持ちである。その理由としてかつてテレビで歌舞伎町に関するドキュメンタリーを見て、「歌舞伎町=危険」というイメージを植え付けられているためである(もっとも私自身が東京嫌いであるが)。 歌舞伎町は危険であることはいろいろと見聞きしたのだが、なぜ・どのように危険なのか、ヤバいのかについて解き明かした本はなかなかない。本書 […]

老後の生活破綻 – 身近に潜むリスクと解決策

人生の中には様々なリスクが存在する。そのリスクの中には「生活破綻」なるものも存在する。その中でも老後と呼ばれる世代では「病気」「詐欺」「子供の失業」と言ったものがあるという。そのようなリスクが降りかかり、生活が破綻してしまう高齢者は少なくない。その生活破綻の現状とこれからの対策をどうしたら良いか、そのことについて取り上げたのが本書である。 第1章「高齢社会の現実」 現在日本では4~5人に1人が65 […]

一人でも部下がいる人のためのパワハラ入門

あらかじめ断っておくが、本書はパワハラの仕方を伝授している本ではなく、パワハラにならないよう、どのようなふるまいを行ったらよいのかを示している、いわゆる傾向と防止策を取り上げたものである。もしもあなたが先輩や上司になった時に、部下・後輩を持つのだが、その接し方ひとつで相手の気分を害するだけではなく、裁判沙汰にまでなってしまうようなことがある。その裁判沙汰を回避するための法律や事例などを取り上げてい […]

働き盛りがなぜ死を選ぶのか―<デフレ自殺>への処方箋

世代別の死亡要因として挙げられる資料に、毎年20~40代の人の死因の第1位は自殺となっている。もっと言うと、自殺は高齢者にも波及しており、毎年3万人もの自殺者が出ている要因になっている。 本書は高齢者の自殺ではなく、最初に取り上げた働き盛りの世代がなぜ自殺を選ぶのか、その要因を迫っている。 第一章「国全体がうつ病にかかった?」 自殺に走る要因の一つとして「うつ病」が挙げられる。その「うつ病」が自殺 […]

保健室の恋バナ+α

私自身中学・高校と部活などに青春を費やしたこともあり、恋愛についてあまり関心がなかった。もっとも大学以降も恋愛について興味がなかったので、全く恋愛に縁がない状態で現在に至っている状態にある。 私事はここまでにしておいて本書の話に移る。本書は中高生に向けて恋愛とは何か、保健室で長年恋愛相談を行ってきた経験から、思春期と恋愛についての悩みを解き明かしている。 1章「好きってなぁに?」 人を好きになると […]

自分のついた噓を真実だと思い込む人

「嘘」をつく人は必ずいる。もちろん状況によっては「嘘も方便」ということわざがあるように、嘘を使うことによって好転するようなこともあるのだが、たいていの場合嘘をついてしまうと、自分自身に殻ができ、それでいて「偽りの自分」を演じるようになる。しかもそれが厄介なものとして他人にもその嘘を伝え、相手を騙すようなこともある。 本書は2014年に起こった中から有名な小保方晴子や佐村河内守の事件を元に「嘘」を真 […]

医学部の大罪

言うまでもないが著者は東大医学部出身であり、受験や精神医学に関する本を多く出版してきた。しかし自身の出身である「医学部」を「大罪」と称し、批判をしている。医学部出身だからでこそ言えること、そして医学の現場にいたから言えることさまざまであるのだが、本書はあくまで医療、それも医学部を批判していることを基軸にしている。 第1章「超高齢社会に対応できない医学部―医学部の少ない県ほど、寿命が長く、医療費も少 […]