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新書

科学の危機

今年は日本人ノーベル賞受賞者が誕生した。生理学・医学賞に北里大学の大村智特別栄誉教授が、物理学賞に東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章教授が受賞するなど、日本の科学は進歩した・明るいというポジティブな意見が出る。 ノーベル賞を受賞することは非常に喜ばしいことなのだが、目をそらしてはいけない現状も科学の世界には存在する。本書は「科学の危機」と題して、科学による悪影響と問題を解き明かしている。 第一章「 […]

働かないオジサンの給料はなぜ高いのか―人事評価の真実

労働問題はいつ何時も起こるのだが、現時点で起こっているものとして本書にて取り上げる「働かないオジサン」の話がある。「働かないオジサン」は主に50代前後の方々がそれなりのポストにいるにもかかわらず、会社の中で仕事をせず、高い給料を取っている状況にある。なぜ彼らがいるのかというと、今ある日本の「年功序列」によって起こった弊害にある。その弊害と「働かないオジサン」はどのような関係があるのか、そしてそれを […]

「計算力」を鍛える―プロフェッショナルの「数字を自在に操る」技術

ビジネスにおいて様々な要素が必要になるのだが、「計算」をすることにしても重要な要素の一つである。その「計算」は、最近認知されている「数学」の範疇の一つとして挙げられるのだが、それはどのようにして身につけていったらよいのだろうか。本書では簡単なものから複雑なものに至るまでビジネスにおいて必要な「計算」の方法について伝授している。 第1章「「なんでも@変換」で、数字は一気に身近になる―複雑なデータを読 […]

親子共依存

マザコンやファザコンのように子どもが親に依存をするようなものがあるのだが、親もまた子どもに依存するような状況があるという。むしろ後者の方が急増している傾向にあり、かねてからあった「お受験」のほかに大学進学、就活にまで親が顔を出すような現状にある。その現状は「総子ども化」の一部であるという。本書はその問題点について教育・家族などの観点から提示している。 第1章「親ラブ族、急増中!」 時期によっては親 […]

日本の治安

「日本の治安は悪化の一途をたどっている」と言ってしまえばそれまでなのだが、その治安は具体的にどのような現状があるのだろうか、本書は現状と抑止策について取り上げている。 第一章「子どもを守れるか」 子どもを守るために「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律(通称:児童ポルノ法)」があり、今年の7月15日に単純所持禁止となったのだが、現状では子どもの保護につながるような状況 […]

小林カツ代のお料理入門

「家庭料理の鉄人」として自宅でもできる料理を数多く生み出した小林カツ代氏は昨年の1冊にこの世を去った。小林氏のレシピを伝えるべく、本書は今から12年も前に「実践 料理のへそ!」という本を改題・再構成を行い刊行された一冊である。 第一章「まったくの初心者OK。自分の食べたいものを作りましょう」 初心者でも作ることのできるものを取り上げられているが、どのような種類なのかというとオムライスやカレー、ビー […]

コンビニだけが、なぜ強い?

私自身毎日のようにコンビニに足を運ぶのだが、モノを買うこともあれば、流行ものを調べるための情報収集として活用することもある。実際に行くコンビニは、本書にて紹介している大手コンビニであるのだが、その強さとはいったいどのようなものか、そしてコンビニが強い理由とはいったい何なのか、本書はそのことについて考察を行っている。 第1章「近づいてくる店舗 セブン-イレブン」 コンビニというと代名詞的な存在なのが […]

スパイスなんでも小事典―おいしくて体によい使い方

スパイスといえば、カレーなどの料理で日本人にも愛されており、スーパーに行くと様々なスパイスが豊富に取り揃えている。もちろん料理のほかにも「生薬」として使われており、身体にも良い影響を与えるという。本書はそのスパイスの効果、種類、そして日本や世界の料理との関係について「事典」という形で取り上げている。 第1章「「スパイス」とは何か」 そもそもスパイスとは何なのか、辞書で調べてみると、 「香味料。香辛 […]

くまモンの秘密―地方公務員集団が起こしたサプライズ

今でこそくまモンは熊本県のゆるキャラとして全国的に有名なものになったが、その全国的な人気を誇ったのは、熊本県にて、くまモンを広げるための「戦略」を構築し、実行してきたのだという。 本書では熊本県庁の中で「チームくまモン」というプロジェクトチームを結成し、くまモンを全国的に知らしめた仕組みについて明かしている。 第一部「くまモン関西攻略の秘密―熊本県庁チームくまモン関西部隊」 第一章「熊本をPRしな […]

上司は仕事を教えるな!

部下や後輩ができるとなると「仕事を教える」と言うのが仕事の一つになる。仕事という「仕組み」を回すための役割の一つとして挙げられており、なおかつそのことによって「組織」や「会社」という仕組みがより強固になる。 しかし本書は上司の立場にある方々は仕事を教えることよりも大切な仕事がある。本書はその上司としての重要な役割とは何なのか、そしてその仕事とは何なのかについて取りあげている。 第1章「まだ仕事を教 […]