日本史

書評

多様な子どもの近代 稼ぐ・貰われる・消費する年少者たち

「子ども」の扱いはもちろんのこと、境遇も時代と共に変わっていく。かつては丁稚奉公といったもので、学校での勉強をせずに働きに出て、社会そのものを学ぶと言ったことがあった。そのため働くこと以外での知識がなく、文字も読めないといった人も少なくなか...
書評

靖国神社の緑の隊長

今年の1月12日、本書の著者であり、ジャーナリストで作家の半藤一利氏がこの世を去った。世に送り出した本は数知れず、とりわけ戦前・戦後における近現代の日本史について多くの議論を巻き起こした人物として上げられる。 本書は元々軍人の合祀に批...
書評

日本統治下の朝鮮 – 統計と実証研究は何を語るか

1910年の朝鮮併合から、1945年の大東亜戦争終焉まで日本の植民地となった朝鮮半島。その朝鮮半島では創氏改名をはじめ、日本の文化に改めたり、弾圧を受けるといった論調が主だったのだが、果たして併合後の朝鮮半島はどうなったのか、併合後の史料を...
スポンサーリンク
書評

撰銭とビタ一文の戦国史

お金を支払う文句に「ビタ一文支払わない」がある。この中の「ビタ一文」とはいったい何なのかと言うと、元々「ビタ」は漢字一文字で「鐚」と書く。文字通り金の編に悪のつくりのため、元々は粗悪な紙幣や貨幣などのお金を表すのだが、いつのころからか転じて...
書評

モノから見たアイヌ文化史

私自身、北海道出身であることからアイヌ語やアイヌ文化には些か興味がある。もっともアイヌ文化についてはある程度知識はあったのだが、それを広く世に伝えたというと、過去に2度アニメ化されたマンガ「ゴールデンカムイ」がよい例である。 本書はアイヌ...
書評

今日われ生きてあり―知覧特別攻撃隊員たちの軌跡

鹿児島県知覧町には「知覧特攻平和会館」がある。大東亜戦争の際に帝国海軍によってつくられた「神風特別攻撃隊」、通称「神風特攻隊」が編成された場所である。その特攻隊の隊員となり、散っていった方々がどのようなもの・ことを遺していったのか、その記録...
書評

港の日本史

港の歴史というと、幕末からスタートしたイメージを持ってしまうのだが、実際には日本書紀や古事記にも出てくるほどであり、いわゆる「神話」の時代から存在したのだという。もっとも今のような「港」ができはじめたのは明治になってからのことであるのだが。...
書評

自殺の歴史社会学―「意志」のゆくえ

3月は自殺対策強化月間である。日本では今もなお毎年3万人もの人が自殺する。その自殺の要因として様々なものがあるのだが、様々な角度から「厭世(世の中を嫌がる、絶望する)」を思ってしまい、自殺するような傾向も少なくない。少し物騒かもしれないのだ...
書評

陸軍士官学校事件 – 二・二六事件の原点

昭和初期から二・二六事件に至るまでの間の中で陸軍では「皇道派」と「統制派」との対立が起こっており、二・二六事件までの間その対立は激しさを極めていた。その二・二六事件の起こる前の1934年に「陸軍士官学校事件」が起こる兆しを見せた。「兆し」と...
書評

明治日本の産業革命遺産 ラストサムライの挑戦! 技術立国ニッポンはここから始まった

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 幕末にペリーが浦賀沖に来航したことにより、長らく鎖国状態であった日本が開国し、近代化への道を進むこととなった。西欧の技術を取り入れながら、日本独自の技術を築き、技術立国として成長することができた。...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました