時代 男の愛 たびだちの詩 どうもタイトルを見ると、ある特殊な嗜好を持つ女性たちが群がるような表現になっているのだが、もちろんソッチの傾向はあるにしても、よく「男に男が惚れる」と言う言葉がある。正確に言うと鶴田浩二や東海林太郎で有名な「名月赤城山」にある一節にあるもの... 2022.08.03 時代書評
日本史 徳川家が見た幕末維新 1853年、ペリーが浦賀沖にやってきてから「幕末」は始まった。幕末は「激動」と呼ばれた時代なのだが、その時代の中で幕府はどの立ち位置にあったのか、新撰組の存在、さらには攘夷派の存在など文献を探してみると山のように見つかる。しかし本書は幕末・... 2013.12.02 日本史書評
日本人 東西豪農の明治維新―神奈川の左七郎と山口の勇蔵 明治維新はまさに「激動」と呼ばれた時代であった。新撰組や坂本龍馬、さらには薩長同盟など様々な人物が活躍し、約240年経った現在でも鮮烈な記憶を残し続けている。さて本書はそのような所から少し離れた所、ちょうど農民にあたる人物たちがいかに幕末、... 2010.11.29 日本人書評
日本史 明治維新 1858-1881 本書の副題に「1858〜1881」とあるが明治維新が果たされたのは1867年、江戸幕府十五代将軍の徳川慶喜が京(現在の京都)に赴き、政権をすべて朝廷に委譲すると申し出たことである(大政奉還)。1858年は「日米修好通商条約」が締結された年で... 2010.09.30 日本史書評