映画

ミステリー

祝言島

2006年に起こった架空の事件。しかしその事件は謎が謎を呼び、さらには担当していた警察官が突然姿を消し「迷宮入り」の状況になった。そして12年後の2018年。主人公がとあるドキュメンタリー映画と出会うことになる。それが本書のタイトルにある「...
ミステリー

つながりません スクリプター事件File

映画の撮影を行った方、あるいは映画についてマニアックな知識を持たれる方は知っているのだが、そもそも映画は様々なシーンを撮影を行い、その撮影したシーン・様子などをつないでいき、1本の映画を作っていく。その「つなぎ」の管理を行うのが「スクリプタ...
ミステリー

監禁探偵

本書は元々漫画作品であり、2013年に実写映画化されたほどの人気を持つ。密室で繰り広げられる事件に対して、解決に導いていく作品であるのだが、スリリングな展開が多くあり、そこがマンガで人気を呼んだのかも知れず、なおかつ映画化の要因にもなった。...
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書評

ぼくらがアニメを見る理由――2010年代アニメ時評

今もそうかもしれないのだが、2010年代はかなり多くのアニメが放映されたと言える。媒体としてもかつてはテレビ放映だけだったのだが、やがてNetflixなどのインターネットメディアでの独占放送まで出てきており、1年だけでも100なり200なり...
哲学

幸せになるヒント―私が出会った観音様たち

2019年9月に「みとりし」という映画が公開された。この映画は「看取り士」と呼ばれる、介護をしながら最期を看取る方のことを取り上げている映画である。その映画の製作にあたった人物が著者であるのだが、その著者もまた看取り士である。看取り士として...
書評

キネマトグラフィカ

私自身は長らく映画館に行ったことがないため、今映画館で上映されているものはと言ってもメディアで出ているものまでしか分からない。ただよく聞くのは最近では3Dや4Dといた技術だけでなく、触覚や嗅覚などの疑似体験ができるようにまでなったとも言われ...
書評

猫は抱くもの

人と猫、一見接点がないように見えて、実は接点が存在する。そのことを示している一冊と言える。 猫も人間も何人・匹と出てくるのだが、それぞれの物語があり、それぞれ人と猫との関わりが人間と共有するところ、共感するところ、相反するところなど様々であ...
書評

ゴジラとエヴァンゲリオン

一見共通点がないように見えて、実は同じ人物によってつくられたことがある。その人物こそ庵野秀明である。エヴァンゲリオンは今から23年前の10月に初めてテレビアニメとして生まれ、2016年には「シン・ゴジラ」で脚本と総監督を務めた。方やアニメ(...
技術

ナウシカの飛行具、作ってみた 発想・制作・離陸—- メーヴェが飛ぶまでの10年間

「風の谷のナウシカ」は宮崎駿によってつくられたマンガで、1984年に映画化された。マンガとして連載が始まったのは1982年。あれから36年経つことになる。それを考えると、「古い映画作品」の分類に入り始めたとも言える。 そのナウシカの中で特徴...
書評

テロルと映画 – スペクタクルとしての暴力

「テロ」は今も昔もあるのだが、その「テロ」を題材とした作品も映画・音楽・ドラマをはじめ、ありとあらゆる分野で取り上げられている。もっとも映画も数多くあるのだが、「テロ」を通じてどのような表現を醸成しているのか、そして「テロ」についてどのよう...
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