書評

ミステリー

キッド

本書は死体遺棄幇助を題材にした一冊であるが、その「死体遺棄」にまつわる作品だと暗く、かつ陰湿な印象を持ってしまうのだが、本書はそのような印象は無く、むしろハラハラ・ドキドキ・痛快・爆笑と言うように、どちらかというとポジティブな印象をもってし...
戯曲・詩

漢詩と人生

著者は大学で中国文学を専攻して以降、「漢詩」とともに人生を歩んでいったと言える。 漢詩の研究はもちろんのこと、NHKにて「漢詩をよむ」「新漢詩紀行」など、漢詩にまつわる番組や著作に携わってきた。まさに「漢詩の第一人者」とはこの人の為にある名...
国内

郊外の社会学―現代を生きる形

「郊外」というと新たに建てられた家々を想像する。「団地」や「ニュータウン」、「新興住宅地」など高度経済成長とともに、日本経済の象徴の一つとして挙げられる、と同時に「ハコモノ行政の温床」という負の側面も持っている。 本書は高度経済成長の象徴で...
スポンサーリンク
教育

ヤンキー最終戦争 本当の敵は日教組だった

確か私が高校生だった頃の話である。「ヤンキー母校に帰る」という一冊がベストセラーとなり社会現象となった。それから同名のドラマが生まれ、ドキュメンタリーにもなった。 「ヤンキー先生」と呼ばれた著者はやがて高校教師を辞し、教育委員会を経て、国会...
哲学

頂きはどこにある?

11年前に「チーズはどこへ消えた?」が出版され、現在でも売れ続け、愛されているベストセラーとなった。本書はその続編にあたる一冊であるが、テーマは「山」と「谷」である。 よく「人生山あり谷あり」と言われるのだが、本書はまさに人生の「谷間」に住...
仕事術

あたらしい社員の教科書

震災や超氷河期と呼ばれる時代の中で4月1日、社会人として最初の一歩となる日、すなわち入社式を迎えた。社会人生活をスタートしている方々は希望と不安が入り交じった日となったことだろう。 本書は新しく社会人、会社人生活を迎えるに当たって知っておく...
書評

奮い立たせてくれる科学者の言葉90

(株)ユナイテッド・ブックス様より献本御礼。 「言葉」の力は凄まじい。負の面では人格そのものを破壊されてしまう。反面、その言葉だけで人を奮い立たせられる。もちろん本書は後者のことを言っている。 本書は世界的に活躍した科学者がどのような言葉を...
書評

稼いでいる人が20代からしてきたこと

(株)ユナイテッド・ブックス様より献本御礼。 タイトルからしてついつい買ってしまうような一冊である。昨日4月1日には至る所で入社式が行われた。これから社会人になる人はどのような期待と不安をもってやってきたのだろうか。 本書は年収1800万円...
書評

プレスリリースはラブレター―テレビを完全攻略する戦略的PR術

HPやテレビでよく聞く「プレスリリース」とはいったい何なのか。調べてみると、 「行政機関や民間企業などから報道機関向けに発表された声明や資料のこと。(Wikipediaより)」 とある。 新聞社などの公的機関を媒体に情報を公開、もしくは放出...
書評

先生、カエルが脱皮してその皮を食べています!

本書のタイトルを見て少し驚いた。というのは蛇やトカゲが脱皮するのはわかるが、カエルも脱皮すること、そしてその皮を食べることに、である。生体の神秘はつくづくおく深く、かつ面白味を感じてしまう。 本書はカエルばかりではなく、ヤギ、カニ、カラス、...
スポンサーリンク