歴史

書評

美女の骨格 名画に隠された秘密

「美人」と考えるのは人それぞれである。「人それぞれ」である理由は個人の価値観もあれば、美的センスもある。本書における「美人」はあくまで一般的な意味で「美人」である。その「一般的」という理由は「解剖学」や「認知科学」という意味で学問的な観点か...
世界史

ポラロイド伝説 無謀なほどの独創性で世界を魅了する

今ではデジタルカメラがよく使われる中、ポラロイドカメラを使う人も時々見かける。デジタルカメラは電子的に、かつ大量に写真を保存することができる、あるいは気に入らない写真であれば容易に消去する事ができる良さがある。一方ポラロイドカメラは撮った後...
国内政治

自立する国家へ!

本書を一目見たとき、我が目を疑った。 方や元・海上幕僚長であり「田母神論文」で更迭され、現在でも講演やテレビに引っ張りだことなとなった方で、憲法改正論者かつ核保有を主張している。 方や元・外務省官僚で、駐レバノン大使など多くの大使を担った方...
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教育

特別支援教育 – 多様なニーズへの挑戦

日本には「小中高大」とよばれるような学府の他にも専門学校や各種大学校など様々な教育機関が存在する。 本書では中でも先天的・後天的関わらず、知的をのぞく様々な障害者のための教育として「特殊支援教育」を紹介している。 「特殊支援教育」を通じて、...
哲学

贅沢の条件

今の日本はまさに「ぜいたく」な社会である。日本のみならず、世界的な富裕層のなかにも「ぜいたく」を行っている方は多い。 と考えると、ふと自分自身考えるのが「ぜいたく」とは何なのか、という問いが頭に浮かんでしまう。その問いに自分は「お金に糸目を...
日本史

日本は負けたのではない 超経験者しか知らない大東亜戦争の真実

本書の著者である中松義郎という方はご存じだろうか。この方の別名は「ドクター・中松」、日本の発明王をほしいままにした方である。その一方で著者は1928年生まれであり、大東亜戦争にて海軍将校として戦地に赴いた経験を持つ。そのため著者の経歴には、...
日本史

NHK さかのぼり日本史 外交篇 [8]鎌倉 「武家外交」の誕生―なぜ、モンゴル帝国に強硬姿勢を貫いたのか

鎌倉時代の末路の一つとして、中国大陸における元王朝との外交の失敗もその一つである論者も少なくない。元王朝との外交の果ての中には「元寇」と呼ばれるような戦争も起こったのだが、そもそも日本は海外との外交はどうなったのだろうか、本書は鎌倉時代にお...
教育

大学教授の資格

日本には様々な大学が存在するが、大学の数と同じくらい「大学教授」も存在する。大学教授もさることながら、準教授や助教とよばれる方々は教鞭にたつような免許を持っているのかと言うと、そうではない。大学教員の免許は小中高校と違い、存在しないのだとい...
書評

まんじゅう屋繁盛記 塩瀬の650年

日本のお菓子として代表的なものの一つとして「饅頭」が挙げられる。饅頭そのものの歴史は長く、650年以上にも遡るのだという。 時代から遡ると、室町時代から遡り、足利将軍や戦国武将も食したほどであるのだという。饅頭の歴史は本書で紹介する老舗「塩...
日本史

中世日本の内と外

日本における「中世」の時代はおおよそ平安時代末期から安土桃山時代に至るまでの事を表しており、本書もそれに準拠している。いわゆる武家が栄え始めた時であり、武士が政治の実権を握る、もしくは朝廷との対立を行ったり、朝廷を巡った武士や公家の対立が行...
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