医学 傷はぜったい消毒するな~生態系としての皮膚の科学 「傷」とひとえに言っても色々な種類があるのだが、大概は消毒をして、ガーゼを当てて雑菌が入らない様にする、と言った事があたかも「常識」だった。しかし著者は10年ほど前からそのような治療には科学的な根拠がなく、かえって逆効果をもたらすと言われる... 2014.03.25 医学書評
医学 不可能を可能にする視力再生の科学 私自身、今はそれほど近視など、視力に対して難はないのだが、高校の時に「仮性近視」と呼ばれる症状にかかり、左目が低下してしまった。これについては何とか直り、今となっては正常である。 その一方で私の周囲には、近視に悩み、眼鏡を余儀なくされるひと... 2013.10.19 医学書評
医学 治す! うつ病、最新治療 ──薬づけからの脱却 「うつ病」は21世紀になってから「国民病」と言えるほど、罹患者が年々増えており、自殺に追い込まれる、あるいは生きていたとしても、社会に復帰することができなくなった人も少なくない。 その「うつ病」を治療する、あるいは予防するために「薬」を使う... 2013.10.12 医学書評
医学 ヘンでいい。―「心の病」の患者学 21世紀は「心の世紀」と呼ばれるように、心の充足が求められる社会となった。その状況の中で、精神科に通院・入院をし、治療を行う人も増えている。それだけ精神科医や精神病棟の需要が高まってきている証拠である。本書で紹介される精神科医は一風変わって... 2013.07.26 医学書評
医学 慢性疼痛~「こじれた痛み」の不思議 ~ 筑摩書房 松本様より献本御礼。 「慢性疼痛」という言葉は私自身、本書に出会うまで聞いたことがなかった。しかし得体の知れない痛みは体験したことがある、というより今も体験している。もう大学3年の頃からであろうか、ずっと肩や背中に痛みを覚える。こ... 2012.01.05 医学書評
国内 なぜうつ病の人が増えたのか おそらくバブル崩壊してから「うつ病」が急激に増えており、社会問題にまで発展している。「うつ病」などの「心の病」に関する本はいくつか読んでおり、それに関して様々な収穫があった。本書は「うつ病」の増加に関してスポットを当てている。 第一章「うつ... 2011.12.18 国内書評