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災害

世界のどこでも生き残る 異常気象サバイバル術

災害は世界どこにでもある。しかし程度や規模、種類によっては地域によって大きく異なるため、なかなか一概にこの災害が世界中に起こるとは言えない。本書は自然災害の中で特に主だった4つの災害にスポットを当てて、どのように生き残れば良いのかを伝授している。しかも本書の中には今の日本の状況についてホットな対策となるため、そこも併せて取り上げていく。 Part1「雨による災害」 台風の時期であり、最近でも台風1 […]

りすの四季だより

本書のタイトルを見ると、春夏秋冬のことをエッセイにまとめた者かと思いがちであるのだが、本書の中身は防災に関する一冊である。しかしながら四季折々だからでこその災害もあり(もちろんそれに関係なく起こる災害もある)、それに見合った防災の方法がある。本書はその四季に織り込みながら防災はどうしたら良いのかを伝授している。 1章「春 新しい出会いの季節に」 避難をするためには防災グッズを集める必要があり、それ […]

大避難 何が生死を分けるのか―スーパー台風から南海トラフ地震まで

今年は何かと災害の多い年であった。今年に入ってから西日本、さらには関東でも豪雪になり、夏初めには西日本を中心とした豪雨、さらには21号・24号の2個の台風による甚大な被害、さらには春には山陰、6月には大阪北部、そして9月には北海道胆振東部を中心とした地震が相次いだ。特に9月は北海道で初めて震度7の地震が起こり、一時は北海道全体で停電をするといったことまでに至った。その中で避難や官民問わずの防災対策 […]

未来をひらく道 ネパール・シンズリ道路40年の歴史をたどる

東アジアと東南アジアの間に挟まる国であり、なおかつヒマラヤ山脈にも面している国であるネパールは山道が多く、長らく道を拓くことができなくなっていた。しかしながらその道を切り拓くことのできた日本人たちがいた。その日本人たちの活躍とネパールに道ができるまでの過程を取り上げている。 第1章「山に道を通す」 アジアにおける国の狭間にあるだけあり、冷戦の戦いにも巻き込まれた。その時代にはまさに「道なき道」と呼 […]

川と国土の危機――水害と社会

10月は台風が接近したり、上陸したりとあったのだが、その中でも水害に遭うようなことがあった。台風や豪雨による水害はもはや毎年のようにあるようなものとも言える。豪雨対策として治水と言ったことも挙げられるのだが、その治水の許容範囲を上回るような豪雨や水害があるため、もはやイタチごっことも言えるような事象になっている。水害といかにして付き合うのか、そして水害に対して社会はどのように対応すべきなのか、その […]

ドキュメント 豪雨災害――そのとき人は何を見るか

今年も昨年も台風をはじめとした豪雨が起こり、甚大な被害を受けたところもある。私の故郷である北海道も昨年は甚大な被害を受け、特にジャガイモなどの農産物に深刻な打撃を与え、実際にポテトチップスの生産が減少するといった話もあった。 豪雨はほぼ毎年のように起こっているのだが、本書は実際に豪雨を襲った2つの町村をケースに出しつつ、もしも首都で豪雨被害が起こったらどのようになるのか、そのことをシミュレーション […]

大災害の経済学

災害は経済に少なからず影響を与えている。災害ではないのだが、気候の変化も市場に変化が訪れ良し悪し問わず、経済的な変化を遂げる。もっとも災害によって経済や農業など商売に関わるところにも「騒動」の呼び水になる。 そもそも大災害は経済にどのような影響を受けるのか、あるいは災害対策は政府としてどのようなことを行っていたのか、そのことを取り上げている。 第1章「災害大国日本」 今の日本は「環太平洋造山帯」や […]

大震災のとき!企業の調達・購買部門はこう動いた―これからのほんとうのリスクヘッジ

東日本大震災が起こって6年の月日が、そして熊本地震が起こって1年の月日が流れた。言うまでもないが日本は地震大国であり、毎年のように所々で大きな地震になる。それが大震災につながることもごくまれにある。その震災の時に調達や購買などの良く言われる小売業はどのような対応を行い、なおかつどのような災害支援を行ったら良いのか、そのことを提示している。 Chapter1「震災時の危機に立ち向かったバイヤーたち」 […]

災害復興の日本史

東日本大震災から5年の歳月が過ぎた。私は鎌倉に住んでいるのだが、震災当日は東京で働いていた。東京でも最大で震度5強、さらにその後も数度にわたる震度4クラスの地震が襲い、未知の恐怖に襲われたことを今でもはっきりと覚えている。東北では壊滅的な被害に遭い、福島第一原発周辺では今もなお戻れない方々がいるのだという。復興に向けて進んではいるものの、まだまだ復興に向けての課題は山積としている状態にあるという。 […]

防災・減災につなげる ハザードマップの活かし方

昨日・今日とで西日本を中心に今シーズン最強の寒気が入り、大雪・暴風雪に見舞われた地域が出た。特に奄美大島では115年ぶりに雪が観測されると言ったこともあった。この状況が長期に見舞われると「雪害」と呼ばれ、災害となってしまう。 災害と言えば昨年の9月に茨城県常総市で起こった鬼怒川の氾濫などがある。さらに遡ると5年前の東日本大震災があるのだが、それがきっかけとなって全国にハザードマップが認知されるよう […]