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現場

フツーの子の思春期―心理療法の現場から

人には誰しも「思春期」が存在する。男では中学生~高校生の頃、女では小学校高学年から中学生の頃までの時期を指す。もっとも心的にも、感情的にも揺れ動く時期であり、親や他人に対しても反抗的になり、親も当人もどう接したらよいのかわからなくなる。 子供にとってみれば「フツー」だが、大人との「ふつう」とは大きな隔たりが存在するために、思春期に大人などとのいざこざがある。 本書はその「フツー」と「ふつう」の違い […]

超高齢者医療の現場から - 「終の住処」診療記

バブル崩壊のころから日本は「高齢化社会」と言われてきた。そして現在では総人口に対する高齢者の比率は20%に迫る勢いを見せ、「超高齢社会」と言われてもおかしくないほどにまでなった。 その時代だからでこそ「医療」や「福祉」が重要なものとなるが、本書は病院や「老人ホーム」などの高齢者施設の現場と現状を鑑みながら、これからの「超高齢社会」の医療のあり方を提言している。 第一章「実の娘の介護放棄」 「介護放 […]

デキる人は皆やっている 一流の人脈術

先日のセミナーにおいて神田氏とお話しする機会があった。その時に本書が紹介されたので、その日のうちに買い、そして読了。 本書は「一流の人物」たちと多数面識を持つ方の人脈術である。 著者が語る人脈術についていくつかピックアップしてみる まず島田流人脈三つもポイント(p.19より抜粋) 「好奇心」 「フットワーク」 「現場主義」 簡単にいえば人(いろいろな)やモノ(コト)に興味を持ち、人と出会うことに厭 […]

ナンバー2が会社をダメにする

ナンバー2という役割について何なのかという所から見ていかないといけない。ナンバー1というと当然社長や会長やCEOといった元締め的存在であるため、それに従いながら現場において管理的な役割を持つのがナンバー2ではないだろうか。 さて第1章では企業不祥事についての意思決定能力と企業風土の在り方そして懐疑の姿について書かれている。第2章はホロコーストを例にとった権威主義の暴走、第3章は職場の権威主義、第4 […]

いま医療現場で起きていること

ここ最近では医療に関するニュースが流れている。医療事故やタライ回し、尊厳死、医師不足など医療の問題は山積している。知っているかどうかは分からないがそれで犯人扱いされるのが厚生労働省もあるが、現役医師たちにも火の粉が降りかかってきている厳しい現実がある。現場の医師たちはどのような現状であるのか現役医師の立場から悲鳴を上げ、悩み、そして怒りをぶちまけている。 第1章では今現場で起こっていることを挙げて […]

地球温暖化の現場から

本書は実際に著者が地球温暖化のメッセージを送っている所を何百か所も訪れて地球温暖化問題の解決の重要性を説いている1冊である。本書では特に、シベリアやオーストラリア(グレートバリアリーフ)、アルプスと言ったと所まで足を運んで行っている。著者が言うにはそのメッセージの表現の仕方は違えどいいたいこと、すなわち結論は同じであったという。現場を目撃したと語るとアルピニストの野口健氏もヒマラヤ山脈に行って同じ […]