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環境問題

このままでは地球はあと10年で終わる!

環境問題にまつわる文献であるが、本書は誇張が多すぎるように思えてならない。しかも10年後のシミュレーターを多く使っており、その中でも最悪のケースばかり羅列しており果たして本当なのかと疑いたくもなる。 まず海面が88センチ上昇する話だがIPCCの第四次報告で確かに「9〜88センチの上昇」という明記はあったのは事実である。とはいえ88センチは言い過ぎではなかろうか。科学論者の多くは30年後には11セン […]

「ひきこもり国家」日本

本書は政治的にも経済的、環境問題や為替的にも遅れておりひきこもっていると糾弾している。著者が言うにはBRICsは上昇傾向にありパチンコで言うカクヘン(確変状態)にあるという。日本はそれを脱しカクヘン状態になるべきだという。 しかし日本はほぼカクヘン状態にあったのだが福田政権になってから各辺から外れ下降傾向になってしまった。それは経済対策等について温和でというよりも後ろ向きになっているような感じにな […]

地球温暖化の現場から

本書は実際に著者が地球温暖化のメッセージを送っている所を何百か所も訪れて地球温暖化問題の解決の重要性を説いている1冊である。本書では特に、シベリアやオーストラリア(グレートバリアリーフ)、アルプスと言ったと所まで足を運んで行っている。著者が言うにはそのメッセージの表現の仕方は違えどいいたいこと、すなわち結論は同じであったという。現場を目撃したと語るとアルピニストの野口健氏もヒマラヤ山脈に行って同じ […]

森林バイオマス最前線

本書は森林バイオマスにまつわる技術の最前線を描き、そしてその重要性を訴えている。そもそも「バイオマスとは一体何なのかというと「太陽エネルギーを起源とする生物由来の資源」を指している。つまり森林の資源を利用して様々なことに役立てる。そしてそれが地球温暖化防止にもつながるというのが本書の主張であろう。 本書ではこのバイオマス利用取り組みと方法をはじめ、現在実践されている事例も数多く載せられている。第2 […]

森林からのニッポン再生

日本では森林に関する問題は昨今の地球温暖化に比べるとさほど話題になってはいないようだが、それでも森林の保護というのは地球環境保全のための一つであるとされている。私も信じたいところだが本書を読んでこの考えが覆された。 まず日本の森林はいつごろできただろうか。特に山の森林はいつごろできただろうか。古代からあるのではと考えるかもしれないが江戸時代は禿山が多かったという衝撃な事実がある。その証拠として安藤 […]