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生き方

勤めないという生き方

今でこそ働き方は変容しているとはいえ、会社勤めは多くいる。日本国憲法には「勤労の義務」があるものの、何も「会社勤め」を義務にしているわけではなく、いつでもどこでも「働ける」環境にある。ほかにも場合によっては「兼業をする」ということもある。 本書は「会社勤め」以外に「働く」生き方について職人など様々な方法について実際に働いている方々の取材をもとに取り上げている。 第1章「「職人」で生きる」 「職人」 […]

荻窪シェアハウス小助川

「シェアハウス」が若者を中心に広がりを見せている。リビングや台所や浴室などを共有し、家賃も安価である事、そして希薄になりつつあるつながりを持つ事ができることが要因とされている。その一方で、「脱法ハウス」と呼ばれるような問題も表面化しており、むしろメディアではマイナスの面がクローズアップされているように思えてならない。 本書はそのシェアハウスに住む6人の共同生活を描いている。見ず知らずの6人は「生き […]

40歳からは、小さいことにくよくよするな。

著者の横山様より献本御礼。 40歳は「不惑」と言われており、物事に振り回されることが少なくなる。経験や考え方が熟成され、物の見方が深まることも挙げられるのだが、同時に考え方やチャレンジについても保守的になり始める時期になり、本書のタイトルにあるように、小さいことでもくよくよしてしまう。しかもチャレンジにしても「年齢」を理由に諦めてしまうということもある。 本書は40歳になってからの生き方について、 […]

そんなに、変わった?

当ブログでは、もうお決まりとなっているのかも知れないが、時代が変わると共に、人々の生き方も変わってくる。そのため本書のタイトルにある「変わった?」と名付けられているのではないかと推測できる。 ちなみに本書は週刊現代にて2012年5月から2013年4月まで掲載されたエッセイを1冊にまとめたものである。取り上げられているトピックスには「ノマド」「就活」といったビジネスものもあれば、「婚活」といった結婚 […]

<できること>の見つけ方――全盲女子大生が手に入れた大切なもの

本書を取り上げる前に、どうしても取り上げなければいけないものがある。 それは今年の9月8日、埼玉県の川越駅で、県内の盲学校に通う全盲の女子生徒が何者かに蹴られ全治3週間の重傷を負った。ケガを負わせた犯人は後に逮捕されたが、犯人は軽度の知的障害者である事が明らかになった。この事件により様々なメディアで話題となったのだが、一つだけ看過できなかったのは「全盲少女にも非があったのでは?」という意見や心ない […]

死ぬまでに知っておきたい 人生の5つの秘密

私自身人生は30年しか歩んでいない。そのため人生とは何かについて語ることは非常に難しい。その理由はまだまだ分からないことがあるからである。 その「分からない」部分について、本書を通じてどこまで補完できるか分からないが、人生において大切なこととは何か、そして幸せな人生を送るためにはどうしたらよいのかについて学んでみようと思う。 第一部「幸福な人生とは」 第1章「なぜ人生に意味を見いだし、幸福に最期を […]

考えすぎ人間へ―ラクに行動できないあなたのために

「考える」事が重宝される中で「考えすぎてしまう」人もいる。中には考え込んでしまい、心の病に冒される人も少なくない。そもそもどうして「考えすぎてしまうのか」、そして「考えすぎないように生きる」ためにはどうしたら良いのか。本書は今から18年前に逝去した作家・遠藤周作が生き方について説いている。なお、本書は元々1990年に書かれたエッセイを復刻した一冊で在る。 1.「アイツにはないがオレにはある」 本章 […]

戦わない生き方

著者の横山様より献本御礼。 本書のタイトルに出会った時、「戦わずして勝つ」と言う言葉を連想した。この言葉のルーツには、孫子の兵法にて、 「百戦百勝は善の善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」(孫子謀攻篇より) にある。もちろん勝つ・負けるどちらにしても「戦わない」ためには戦略を練り、実践する必要がある。著者自信も「戦わない」ことを決めたとき、どのような「戦わない戦略」を組 […]

金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?

正直本書のタイトルにある質問を聞かれると答えられない。最も私自身「金持ちになりたいか?」と聞かれると、Yesとは答えないと思う。確かにお金は生活をして行く上で必要になってくるのだが、極端な話、家を買って、電気も自家発電で、水道もわき水からくんで、そしてガスも薪さえあれば生活することが可能になる。当然食糧も木の実などを採る、あるいは野菜を栽培すれば自給自足は可能になる。 これはあくまで極端な例である […]

モテたい理由

人それぞれなのだが、「モテたい」感情は存在する。「モテたくない」とか「すでにモテている」という状態であれば、そういう感情は起こらないのだが、実際に「モテたい」という願望を持つ男女は少なくなく、それでいながら「モテ」に関する本は書店でもよく売れる。「モテ」というと男性のことについてとらえがちであるのだが、女性も「モテたい」理由が存在する。本書はその「理由」について取り上げている。 第1章「女の目から […]