生物

書評

自然はそんなにヤワじゃない―誤解だらけの生態系

人間の自然破壊は止まらない。さらに言うと様々な生物が「絶滅危惧種」に指定され、本当に「絶滅」した生物も存在する。このままでは自然環境における生態系も崩壊しているのではと危惧する識者も存在する。 しかし本書のタイトルにある通り、人間が思ってい...
書評

昆虫未来学―「四億年の知恵」に学ぶ

「昆虫」というと、小さい頃の夏休みには昆虫集めにはまった人も少なくないだろう。私はどうか、というと小さな虫でも身をよじるほど虫が大の苦手であったため、昆虫集めはやったことがなかった。 そのような自分が本書を紹介するのもおこがましいが、本書は...
書評

「弱肉強食」論

「弱肉強食」は動物が生きていくにあたり、自然至極であり、かつ見えない「原理」である。では、その「弱肉強食」の原理はいつ頃から、そしてどのようにして生まれたのだろうか。 本書はその「弱肉強食」について生物学的な原理と人間、ひいては国家レベルで...
書評

解剖男

世の中には、様々な「男」がいる。 「電車男」「電波男」「青春男」…と枚挙に暇がない。 そしてここに新たな「男」が生まれた。 その名も、「解剖男」。 生物の進化をこの眼で見ようと、様々な動物の遺体を解剖に命を燃やす男を映した一冊である…とはい...
書評

世界は分けてもわからない

今から5年前、著者は「生物」と「無生物」とを分けて考えてみた。その本がベストセラーとなり著者の名も、生物学を知らない人たちにまで広がった。その続編は著者がこれまで生物や細胞など、生物に関して様々なものを「分けて」きたのだが、その「分けて」北...
書評

先生、カエルが脱皮してその皮を食べています!

本書のタイトルを見て少し驚いた。というのは蛇やトカゲが脱皮するのはわかるが、カエルも脱皮すること、そしてその皮を食べることに、である。生体の神秘はつくづくおく深く、かつ面白味を感じてしまう。 本書はカエルばかりではなく、ヤギ、カニ、カラス、...
書評

寿命論―細胞から「生命」を考える

人間にも例外がないように、動物・植物などありとあらゆる「生きる」ものには「寿命」が存在する。しかし生物によってはわずか数秒で寿命を迎えたり、あるいは「鶴は千年、亀は万年」という言葉の如く長生きする。 本書は「細胞」という観点から寿命のメカニ...
医学

寿命はどこまで延ばせるか?

株式会社オトバンク 上田渉様より献本御礼 医療の進化が続く中で、平均寿命は延び、日本では男性が約78歳、女性は約84歳であるという。ここまで進化を遂げているが、これからの医療の進歩などにより、平均寿命が延びる可能性は高い。しかし私は平均寿命...
仕事術

小飼弾の 「仕組み」進化論

「404 Blog Not Found」でおなじみの小飼弾氏の1冊。今年は「仕組み」の年なだけにまさに狙っていたかのような1冊である。 では小飼氏の言う「仕組み」とは一体何なのかということについて紐解いてみよう。 Part0「仕組みづくりが...
書評

昆虫力

小学校の時に「昆虫採集」をした人はどれくらいいるのだろうか。私の小学校時代は昆虫採集はあまりやらなかったにしても外で遊ぶことと自分、もしくは友達の家でテレビゲームの半々であった。小学5年生以降になると第二・第四土曜日が休みとなったためその日...
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