戯曲・詩 水の家族 本書は小説と言うよりも「叙情詩」の分類に入るのだが、「死」と「生」について「水」を媒介として映し出している一冊と言っても過言ではない。 死者の目線、生者の目線、その目線の先にある「現在」と「過去」が詩でもって表現されており、なおかつ日常と非... 2015.05.29 戯曲・詩書評
書評 弔い論 「弔い」とはいったいなんなのだろうか。調べてみると、 「1.人の死を悲しみいたむこと。 2.送葬。葬式。のべのおくり。 3.法事。追善。」(「広辞苑 第六版」より) とある。つまり亡くなられた方への追悼の意味をなしている。「死」と「生」... 2013.06.07 書評民俗・風評
哲学 愛する者の死とどう向き合うか―悲嘆の癒し 愛する者の死。 それはあなたを育ててくれた親族であったり、あなたの支えになってくれた伴侶・恋人であったり、あなたと共に頑張ってくれた友であったり…。 「愛する者」というのは「誰」と一概には語れない。 しかし人の「死」というのは必ずやってくる... 2009.03.14 哲学書評
哲学 生老病死の哲学 人には「生」「老」「病」「死」という4つの宿命がある。その4つにどのような哲学が込められているのか本書はそのことについて書かれている。 「生」 仏教とソクラテス、そしてローマの哲人セネカの言葉から始まる。ここでは後者の2つについて挙げる(両... 2008.10.13 哲学書評