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研究

不寛容社会 – 「腹立つ日本人」の研究 –

ここ最近では社会そのものが「不寛容」になっているように思えてならない。一つの意見があると言っても「賛否両論」があるのは必然としてあるのだが、そもそも賛否両論の中には「不寛容」な要素があり、その不寛容さが社会そのものをギスギスしたものにしている。もっともなぜ「不寛容」な社会が生まれたのか、そのことを分析している。 第1章「他人を叩かずにいられない日本人」 今色々なメディアでは、どこもかしこもどこか、 […]

はじめての研究レポート作成術

大学では研究を行うために、あるいは講義を受ける、テストのためにレポートを作成することがほぼ当たり前のようにあるのだが、社会人になってくるとそういった機会は一部を除いてほぼなくなる。その「一部」というのは研究職をはじめ、検証をするためにレポートを書く職種もあるためである。 しかし研究をする中でレポートを作成するような方々もいるのだが、いざ書こうと思ってもどのようにして材料を集め、そしてレポートを作成 […]

「意識高い系」の研究

10年ほどあたりから「意識高い系」という言葉を聞くことがある。最も就活をしている時にその言葉を聞いたことがあるのだが、そもそも「意識高い系」はなぜできてきたのか、あるいはその心理とは、そして「意識高い系」の人には様々な人物がいたのだが、それらのことを取り上げている。 第一章「リア充は「意識高い系」の裏側に隠れている」 「リア充」と「意識高い系」は共通しているように見えて実は異なる。その異なる要素と […]

流転の細胞

「万物は流転する」という言葉を思わず思い出してしまう。最もその言葉を出したのも古代ギリシャ時代の哲学者の一人であるヘラクレイトスである。もっともその「流転」は哲学のみならず、仏教の中にある「輪廻転生」にも通ずるものがあり、哲学はおろか、宗教にも根付いていると言っても過言ではない。 本書はその「流転」を医療ミステリーの観点から紐解いた一冊である。本書の表紙にもある通り「赤ちゃん」がカギとなる。そのカ […]

ルカの方舟

火星の隕石が見つかり、その隕石には生命の痕跡があったことから物語が始まる。そもそも火星にはそういったものがあることについては学会でも発表されることはあったのだが、本当のところは諸説あり、真実的としては不明というほかない。 しかし本書はそこにも斬りこんでおり、仮に「発見したら」ということをとらえながら、様々な出来事・事件が起こる。その中心にいるのは研究者というよりも世紀の発見をより早く、より正確かつ […]

若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術

「若者の○○離れ」という言葉が盛んに出てきている。特に出てきているのは「若者の人間離れ」…でなはなく、「車離れ」などが筆頭としてある。その他にも多岐にわたる「離れ」が存在する。その背景には売る側、提供する側が「若者」に対する意識が離れる、いわゆる「若者離れ」が起こっているのではないかと本書の著者たちは指摘している。本書はその若者離れがどうして起こっているのか、そしてどのような対策が必要かを取り上げ […]

化学物質と正しく付き合う方法 不安を安心に変えるための基礎知識

私たちの生活の中ではよく「化学物質」が日常的に存在し、なおかつ利用する。その利用する中で「化学物質」そのものを忌避するような人もいれば、それについて批判し、なおかつ国に帰省をするよう訴えるケースもある(中には本当に規制になったケースもある)。しかしそれは自然物質でも化学物質でも同じことが言え、使い方・付き合い方によっては良い付き合い方もできる。本書はその方法を取り上げている。 なお著者の一人である […]

宇宙ヨットで太陽系を旅しよう――世界初!イカロスの挑戦

宇宙を旅するというとロケットが連想される。しかしそのロケットも特別な訓練などを受けた「宇宙飛行士」でしか乗ることができず、一般人が乗って宇宙に行けるようになるにはだいぶ先になるのかもしれない。しかし本書は「イカロス」と呼ばれる宇宙ヨットを使って太陽系の旅をすることができるようになるという。そのイカロスとは何か、そしてイカロスはどのように動くのか、そのことを取り上げている。 第1章「イカロス、深宇宙 […]

プラグマティズム―限りなき探究

プラグマティズムとは、 「実用主義、道具主義、実際主義とも訳される考え方」(Wikipediaより) とある。理想と相対し、現実的な見方のようにも見える。しかし本当のところプラグマティズムとはどのように定義されているのか、そして今日までどのような論争が行われてきたのか、本書はそのことについて取り上げている。 第一講義「ウィリアム・ジェイムズの不滅性」 ウィリアムズ・ジェイムズはアメリカの哲学者・心 […]

幹細胞――ES細胞・iPS細胞・再生医療

一昨年にはSTAP細胞の話が話題となったが、その前にはiPS細胞が話題となった。ほかにも元々あるES細胞が再生医療として役立てられているが、それぞれの細胞は俗に「幹細胞」と言われている。その幹細胞が再生医療に関してどのように役立てられている、あるいはこれから役立てられるのか、そのことについて取り上げているのが本書である。 第1章「幹細胞ってなんですか?」 細胞について勉強している方であればわかるの […]