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科学

フロントランナー―挑戦する科学者

科学者というと昨年話題となった新細胞の学者が話題にあるが、実際には見えないところで研究を進め、新しい技術やモノに対して追求の日々を送っている。その最前線(フロントランナー)で挑戦を続けている科学者について、本書は取り上げている。 1.「宇宙・世界を理解する」 まずは宇宙を観点に「超弦理論」や「ビックス粒子」「素粒子」などの研究を進めている科学者を紹介している。宇宙にはまだ謎が多いのだが、その多い「 […]

怖くて眠れなくなる科学

科学はいろいろな側面を持っている。その中でも「怖い」側面が存在する。具体的にどのような「怖い」存在なのか、そして私たち、さらには地球に対してどのような影響を与えるのか、本書はその科学における「怖い」側面について取り上げている。 Part1「人にまつわる怖い科学」 人体に悪影響を及ぼす「科学」とはいったいどのようなものがあるのかというと、人体に害を及ぼすような細菌やウイルスを連想してしまうのだが、そ […]

仮説の検証 科学ジャーナリストの仕事

私自身、昨年の小保方問題にて「科学ジャーナリズム」とは何なのかを考えるようになった。科学ジャーナリズムといえば、科学における新発見や事件などについて、テクニカル、なおかつわかりやすく伝えつつ、批判的に考察を行うという立場にあるのだが、実際に一連の小保方問題を見ていて疑問に思ってしまったことから本書を取り上げた。 本書はNHKのディレクターとして、解説委員として、科学ジャーナリストとして生きてきた方 […]

家庭でたのしむ科学の実験

「理系離れ」と言われて久しいが、そもそも理系の授業が難しいというよりも、「楽しさ」を教えていないのではないか、ということを勘ぐってしまう。中でも科学は「物理」「化学」「生物」とあるのだが、それぞれの楽しさがあるものの、用語や公式を覚えるだけで終始してしまうこともある。 その「科学を楽しむ」ためには専門の機関で実際に行って感じ取る事が必要なのかというと、家庭でも科学を楽しむことが可能であるという。本 […]

インドの科学者 頭脳大国への道

インドは90年代から2000年代にかけて「TI事業」を急成長させ、「IT大国」となった。人口も約12億人で中国に次いで世界第2位であり、世界最大の民主主義国家である。 そんなインドは多くの科学者たちを輩出した「頭脳大国」であるという一面を持っている。もちろんインドを「IT大国」にのし上げたのもまた「頭脳」である。インドにおける「頭脳大国」はいかにしてできあがったのか、本書は歴史とともにひもといてい […]

生きるってなんやろか?

「生きてるってなーんだろう」「生きてるってなーに?」 このフレーズを知っている方であればおそらく20代後半から30代と言える。これは「笑う犬」シリーズに出てくる「テリー&ドリー」のコントである。 そのコントはさておき、「生きる」こととはいったい何なのか、そのことについて哲学的な観点、あるいは科学的な観点から考察を行っているのだが、アプローチはそれぞれ異なっている。 その異なった2つの学問が […]

年末恒例ランキング2014 vol.1 「理数系」本ランキング

こんにちは。蔵前です。 2014年ももう残りわずかとなりました。 年末と言うことで、今年のランキングを取り上げて行きたいと思います。 今年で7回目となります。 今年は360冊取り上げました。 今回のランキングを除けばもう1年に1冊取り上げていると言っても過言ではありません。 毎年の通りになっちゃいますが、この企画のトップバッターは「理数系」の本のランキングです。 今年は24冊取り上げました。 昨年 […]

「金縛り」の謎を解く 夢魔・幽体離脱・宇宙人による誘拐

私自身そういった体験を一度もしたことがないのだが、なかには「金縛り」の体験をした方もいると言う。「金縛り」とは簡単に言うと、 「動くことができないようにきびしく縛りつけること。恐怖などで体が動かなくなることにもいう」(「広辞苑 第六版」より) という。動くことができないのは辞書の意味では夢に限らず、様々な状況で動けないことを表しているのだが、本書も含めて「夢」など寝ている状況に通じている。本書は心 […]

サバからマグロが産まれる!?

タイトルを見るからに奇天烈な一冊のように見える。正直「あり得ない」と思う方も少なくない。しかし著者は15年以上にわたって、本書のタイトルの研究をつづけており、現実味を帯びてきたのだという。元々著者は「魚類発生工学」と「魚類繁殖生理学」を研究しており、繁殖に関する研究を行ってきたのだが、なぜ「サバにマグロを産ませる」研究をしようと思ったのか、そしてどのように産ませるのか、本書はそのことについて取り上 […]

火山と地震の国に暮らす

日本はよく「火山大国」や「地震大国」と呼ばれている。現に前者は昨月の27日に噴火が起こり、死者は60人近くと、戦後最悪の火山災害となっている。現在も、捜索が続けられている状況にある。また後者も震度5弱以上の地震が少なくとも年に1回以上観測されており、記憶に新しい震災というと3年前の東北地方太平洋沖地震によって発生した「東日本大震災」が挙げられる。 甚大な被害を及ぼす地震と火山噴火だが、日本では今ま […]