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空気

「空気」を変えて思いどおりに人を動かす方法

著者の鈴木様より献本御礼。 「空気」というのは日本では重用されているのだが、2007年に「KY」が流行語になったように、日本人は「空気」そのものが過度に敏感になってしまっている。しかもその「空気」を乱すことを極端に嫌い、動かそうとすると排除されるようなものを醸し、「空気」のままに物事が進んでしまう。そのことで悲劇を繰り返してきた歴史がある。 そう考えると、「空気」そのものが悪者のように見えるのだが […]

キネ旬総研エンタメ叢書~“日常系アニメ”ヒットの法則

「COOL JAPAN」と言われて久しい。それだけ日本の「アニメ」などのサブカルチャーは日本のみならず、海外でも人気がある所以である。 私自身、読書やF1観戦、落語鑑賞以外にも趣味があり、その一つとして「アニメ鑑賞」もある。だいたいは深夜に放送されるアニメを録画して暇な時間に見たりしている。年間でどれくらい見ているかというと、ほぼ深夜に放送されるアニメはほぼすべて見ているため、約70作品ほどになる […]

「いい人に見られたい」症候群―代償的自己を生きる

人はよほどの事ではない限り、「好印象」に見られたいという願望があるという。私もその一人であるが、それがどれだけ心の重荷となってしまうのか、自覚してか、していないでかはわからないが、「本当の自分」が見えなくなってしまっているという。 本書は「いい人にみられたい」という感情の傾向と「本当の自分」との乖離、そして「自分らしく」生きることの重要性について説いている。 第一章「「本当の自分」を生きられない」 […]

上機嫌のすすめ

今、皆様の機嫌はいかがであろうか。 上機嫌の人もいれば、逆に自責・他責問わずの原因で不機嫌になっている人もいる。しかし機嫌一つで周りの雰囲気も変わることもあれば、自分自身のモチベーションにもつながるのだから「機嫌」は侮れない。そして上機嫌であればあるほど自分にとっても、周りにとっても良い影響をもたらす。本書は上機嫌の効力を著者自身の半生とともに語った一冊である。 第一章「上機嫌力をアップさせよう」 […]

一流の人は空気を読まない

日本人は「空気を読む」民族と言える。人と人とのコミュニティ、さらには法律に無い集団での「暗黙の了解」や「掟」など独特なものがある。しかしその「空気」を読み続けていても、相手との関係は安定するが成長はしない。自ら成長する、成り上がる為には空気を読んではいけないと主張している。本書は空気を読まず、自ら成長をする重要性を説いている。 第一章「職場を縛る「空気」を読むな」 「空気」は簡単に言うとその場の「 […]

友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル

私は「友達」という言葉ほど甘美でありながらも危険な言葉はないと考えている。周りに「友達」がいれば当然親身になること模でき、相手との距離も縮められる。しかしその反面、相手が悪事に手を染めていることによって、それにつられて手を染めてしまい、人生の落とし穴にはまるということにもなりかねない、甘美な響きでありながらも危険な要素もはらんでいる。 さらに昨今では「空気を読め」というような言葉も乱舞するなど、「 […]

空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法

本書を手に取って一言。 「小飼さん、ついに出しましたか!!」 と言わんばかりの一冊である。というのも小飼氏のブログ「404 Blog Not Found」による献本が後を絶たず、年間だけで1万冊にも及ぶほどであるという。ウィキペディアにも記載されているが、1時間に10冊もの本を読むことができ、知り合いの会では献本してわずか5分で読破・書評を行ったというほどである。数多くの読書を行ってきた賜物と言え […]

1分間心理学

一昨年に「KY」ということばが流行語となった。今の首相でも言われているが意味合いが異なる。一昨年に流行したのが「空気が読めない」で、今の首相ではこうではなく「漢字が読めない」であろう。 それはさておき恋愛において「KY」というのはあまり好ましくない。とはいえ私自身、恋愛はともかくとして世間一般がこのことばが蔓延しているということはいかがなものかと思う。改革や進化を常に希求しなければならないのにもか […]

暴走する「世間」

この頃「世間」というものが猛威をふるっている。しかしそれは人々の実感なしに猛威をふるっているだけに非常に厄介な存在である。その最たるものが「KY」をはじめとした「空気」による支配である。それについて本書では2004年の「イラク人質事件」についてのバッシングについて例を挙げている。 これについては私自身も「自己責任論」について大きな違和感があった。確かに戦々恐々としている場であるので危険であるが、そ […]