哲学 自分というジレンマ―批判・反抗・反問する私たちの射影 哲学というと、自分そのものの「アイデンティティ」とは何かについて問われることが数多くある。そのアイデンティティは時として「ジレンマ」として出てきて、さらなる疑問が生じてしまう。本書はそのジレンマとは何かについて「主体性」「一貫性」「仲間感」... 2021.05.22 哲学書評
書評 迷子の大人 いわゆる「迷大人」と言うべきなのか、それとも「いい年こいて」と言うべきなのか分からないのだが、迷った大人がいるという。 しかし本書の言う「迷子」とは物理的に親が見つからないと言ったものではなく、人生において「迷っている」ことを指した「迷子」... 2018.04.24 書評青春
国内 健全な肉体に狂気は宿る―生きづらさの正体 「健全なる精神は健全なる身体に宿る」という諺があるのだが、そうでは無く、健全な肉体であるほど、その中に「狂気」ははらんでいるのだという。その「狂気」とはいったいどのような存在なのか、そして本書のサブタイトルある「生きづらさ」とそれに関する脱... 2015.04.13 国内書評