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自分

「肩の荷」をおろして生きる

「生きづらい」世の中である。世界有数の「豊かさ」のある日本だが、私の周りにも「幸せ」そうに生きている人がほとんどいない。むしろうなだれながら通勤する人をよく見かける。その光景を見ると、自分自身がポジティブに思っていたのが馬鹿らしくなってしまう。 その一つの要因として「肩の荷」と言う名の重荷を抱えているかと著者は推察する。本書はその「肩の荷」の要因を「自分」「豊かさ」「親子」「恋愛」「成熟」と5つの […]

「いい人に見られたい」症候群―代償的自己を生きる

人はよほどの事ではない限り、「好印象」に見られたいという願望があるという。私もその一人であるが、それがどれだけ心の重荷となってしまうのか、自覚してか、していないでかはわからないが、「本当の自分」が見えなくなってしまっているという。 本書は「いい人にみられたい」という感情の傾向と「本当の自分」との乖離、そして「自分らしく」生きることの重要性について説いている。 第一章「「本当の自分」を生きられない」 […]

感動3.0 自分らしさのつくり方

本や音楽、美術や仕事など、様々な場で「感動」を味わうことができる。本書はその「感動」をさらに進化させたものであるが、それはいったいどのようなものなのだろうか。「感動3.0」とつくのだから「感動1.0」や「感動2.0」もある。それはいったいどのようなものなのかについても知る必要がある。 第1幕「信頼と絆の時代の関係性革命」 「1.0」「2.0」「3.0」と見てみると、フィリップ・コトラーのマーケティ […]

イタい人にならない自分☆発信力

著者の原村様より献本御礼。 自分をアピールする場、機会はウェブが格段に進化したのと比例して急激に多い。かつては履歴書などが主であったものから、ブログ、twitter、Facebookなど自ら発信のできる機会は多様で、かつ誰にでも手軽にできるようになった。 そのような状況でも自分の声でアピールをするという機会もあるのだが、その中で「空気の読めない」様なアピール方法になってしまっていないだろうか、と言 […]

ケータイ小説家―憧れの作家10人が初めて語る“自分”

ITジャーナリストとして有名であり、最近では「電子書籍の衝撃」という本を上梓した佐々木俊尚氏であるがケータイ小説家に関しての本を出されたとは知らなかった。それ以上に本書の画像を見たらわかるが、佐々木氏の作品の中ではある種「異端」の様にも見える(あくまで本書のデザインの「見た目」であるが)。 今から約7〜8年前にYoshiの「Deep Love」を皮切りに数多くの「ケータイ小説」が誕生した。本書は代 […]

「自分だまし」の心理学

「だまされる」と言うと良い印象をもたれない。というのは「詐欺」というように、だまされて相手にとって害することを行う、もしくは私利私欲によって人をだますというような印象が強いからである。 本書は「だまされない」方法を知るのではなく、なぜ「だまされる」の化というメカニズムについて紹介している。 一章「なぜ人は「だまされる」のか」 「だまされない」と思っても人は自らの記憶や無意識な力によってだまされるも […]

“自分”のありか

「私はどのような人間か」というのは、よほどの人ではない限りだれでも考えることであろう。「私」というのは当然「自分」のことについて言われているが、ではこの「自分」とは一体何なのか。そのありかとは何なのかというのが哲学的に論考することが多い。本書はその「自分の在りか」を論考しているが、哲学的、時間的、個別的な考えを総合して考察している一冊である。 第1章「自分は自分ではない――自分の普遍性」 「自分探 […]