日本人 小泉信三―天皇の師として、自由主義者として 本書で取り上げる小泉信三は経済学者であり、本書のサブタイトルにもある「天皇の師」でもあった。その「天皇」は現在の上皇陛下であり、戦後間もない時に教育掛となった経緯がある。こちらの詳細については第4章で詳しく述べることにするのだが、経済学者と... 2020.02.23 日本人書評
国内経済 サブプライムから世界恐慌へ 新自由主義の終焉とこれからの世界 サブプライムローンの焦げ付き問題が発生したのは2007年夏頃、世界恐慌こと「リーマン・ショック」が起こったのは2008年秋だった。その頃からか経済は急速に衰退し、資本主義のあり方も問われだした。本書はそれの要因について様々な考察を行った一冊... 2011.02.10 国内経済書評
国際政治 新しいアナキズムの系譜学 「アナキズム」というのは一体何なのか調べてみると、「国家を廃絶し、自由な個人から構成される、相互扶助を基調とする小さな地域共同社会または中間的集団の確立を主張する思想」(Wikipediaより抜粋)いわゆる「完全自由主義」や「無政府主義」と... 2009.05.06 国際政治書評