書評 新装版 隻手の声 鬼籍通覧 「隻手(せきしゅ)」は簡単に言うと「片手」である。そう考えると片手が鬼の手のように見えるのだが、本書の表紙を見るに鬼の手になっている描写は一切存在しない。また鬼と言っても「鬼籍」であり、亡くなった人の一覧のことを表している。よく亡くなること... 2022.07.08 書評青春
宗教 ふしぎなキリスト教 宗教人口を表すと、キリスト教が世界で最も多く信仰されている宗教と言える。もちろんキリスト教の中には「カトリック」「プロテスタント」「イギリス清教」など様々な宗派が存在するため、一枚岩ではない。その一枚岩ではないキリスト教は、宗派の一枚岩もあ... 2016.06.06 宗教書評
宗教 死体は見世物か~「人体の不思議展」をめぐって 展示に際しても、捜索に際しても「倫理的な問題」というのは避けて通れない。私は「人体の不思議展」に行ったことは内のだが、北海道に住んでいる時にはTVのCMでよく見かけたことを覚えており、実際に行きたくなったのだが、当時は大学生の時分でお金がな... 2014.02.05 宗教書評
書評 「モナリザ」の微笑み 世界的な名画であり、イタリアの画匠であるレオナルド・ダ・ビンチの代表作の一つとして「「モナリザ」の微笑み」が挙げられる。その「モナリザ」はダヴィンチの友人の妻が「モナリザ」だったことから作品名が「モナリザ」になった。 「世界的名画」として取... 2013.11.10 書評美術
書評 解剖男 世の中には、様々な「男」がいる。 「電車男」「電波男」「青春男」…と枚挙に暇がない。 そしてここに新たな「男」が生まれた。 その名も、「解剖男」。 生物の進化をこの眼で見ようと、様々な動物の遺体を解剖に命を燃やす男を映した一冊である…とはい... 2011.07.29 書評生物学