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読書術

打たれ強くなるための読書術

私自身、1ヶ月に50冊以上の本を読む。実際にどのような読書術をやっているのかというと、速読であるが、色々な読書術に加えて独自のスパイスを加えている。それで色々な本を読み、それで書評を行っている。 私事はそこまでにしておき、本書は「打たれ強くなる」と銘打っている。本書表紙にも書いてあるとおり、「打たれ強い」というのは、「知的」な意味を言っている。どういうことなのかというと「正解のない世界」に耐える所 […]

主人公はいない―文学って何だろう

書評を常日頃から行っている私自身にとって小説などの文学作品は苦手である。というのは背景描写からどのようにして読者に伝えていけば良いのかわからないのと、決まった読み方がないこと、さらには叙情的な表現が多く、どこをピックアップしたら良いのかわからないところにある。 その文学作品をどのようにして読むのか、どのようにして役立て、楽しむのか、本書は文学研究、及び文学ゼミを行っている立場から文学の良さを提示し […]

「処方せん」的読書術~心を強くする読み方、選び方、使い方

私も様々な本と出会うのだが、本と出会うことによって自分自身の考え方や人生をも変えるきっかけとなる。 生きづらい世の中、人によっては心が折れてしまい、時には病んだりすることさえある。そのような時代にとって「心強さ」は必要であり、それを養う要素として「読書」が挙げられる。 本書はそのような時代だからでこそ読書は重要なものであることを説きつつ、様々な状況の中で効く「読書」の処方せんを紹介している。 第一 […]

「耳読(ミミドク)」で、もっと読めるようになる!

著者の上田様より献本御礼。 最近ではオーディオブックの需要も伸びている。時間がないとき、満員電車の時などの隙間時間で手を煩わずに読むことができることが大きな利点が需要が伸びている所以といえる。 本書はその需要が伸びている「オーディオブック」をもっと楽しむ、あるいは「オーディオブック」を体験したことがない人がこれからオーディオブックを楽しむための一冊である。 第1章「”耳読” […]

鈴木邦男の読書術―言論派「右」翼の原点

右翼団体「一水会」の顧問であり、ジャーナリストの鈴木邦男氏の一冊である。鈴木氏は右派の中でも「異端」と言える存在である。その大きな所以なのが、愛国心を分析したり、元日本共産党幹部と対談本を出版したり、左派寄りの発言をすることもある。 その一方で「読書家」として知られており、月に30冊以上読む事を長年続けている。読む本のジャンルも幅広いが、その中でどの本と出逢いながら考えを醸成していったのだろうか。 […]

速読しないで1冊読める! 10分間リーディング

書評仲間である鹿田氏であるが、昨年の11月に「大事なことは すべて記録しなさい」という本が上梓された。その本はとにかくブログなどから得た「記録」について、が中心であったが、本書はもう一つのホームグラウンドといえる「読書」について紹介している。 よほど速読の力を身につけないと10分読めない、10分だと読んだことにならないのでは、と考える人も多いことだろう。しかし「読書」に対する考え方をシフトすると、 […]

多読術

読書好きであるとしたら「松岡正剛」の存在は知らない人はいない。もとい東京の丸の内にある「丸善 丸ノ内本店」を利用している人であればだれでも彼の名前なら聞いたことがあるだろう。その書店の4階には松岡正剛がプロデュースした「松丸本舗」というのが10月23日にオープンしたからである。 松岡正剛都言えば「千夜千冊」でおなじみであるが、間違わないでいただきたいのは、「千夜千冊」は書評を行っているわけではない […]

大事なことはすべて記録しなさい

「記録」は様々な場で重要な効果を発揮する。 例えば資料を研究する時、ビジネスの場での参考資料、アイデアの材料、さらには事件の証拠など、過去のものであるが、そこから未来の物を創るためには記録は欠かせないものである。 記録のノウハウであれば様々な本はあるが、本書はノウハウもあるが、それよりも「記録」をすることの重要性というのを伝授した一冊である。 第1章「大事なことはすべて記録しなさい」 大事なこと、 […]

空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法

本書を手に取って一言。 「小飼さん、ついに出しましたか!!」 と言わんばかりの一冊である。というのも小飼氏のブログ「404 Blog Not Found」による献本が後を絶たず、年間だけで1万冊にも及ぶほどであるという。ウィキペディアにも記載されているが、1時間に10冊もの本を読むことができ、知り合いの会では献本してわずか5分で読破・書評を行ったというほどである。数多くの読書を行ってきた賜物と言え […]

王様の速読術

サラリーマンは「忙しい」と言われる。日本社会において「忙しい」と言うのは肯定的に扱われており、ワーク・ライフ・バランスと叫ばれている時代であってもまだ「働きたい」という考えの人が多いようである。日本人の特性なのかどうかは考察する余地はあるが、その中でも読書をしたいという人は多い。世の中には数多くの「速読術」が世に出ているが、それをやったからと言って効率的に読めるというわけではなく、「ただ速く読む」 […]