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選書

図説 日本のメディア

「日本のメディア」にも今となっては多岐にわたるのだが、メインとなっているのは、新聞・雑誌・テレビが中心となっている。さらに新興としてインターネットなどが挙げられる。もちろん広告にしても一種の「メディア」であり、メディアとひとえに言ってもニュースのみならず、マーケティングの一種にもなっている。 そもそも日本における「メディア」とはどのように定義し、なおかつそのメディアをどのようにして利用していくのか […]

童謡の百年

童謡というと、幼稚園から小学生にかけて多くの人が歌われる。もっとも自分自身もその時代に多く歌ったことを記憶に残っている。童謡を歌っていくと、日本の春夏秋冬をはじめとした風情を歌で知ることができる要素が多々ある。もっとも童謡自体100年の歴史があるのだが、そもそもなぜ童謡が誕生して、子供たちに広く歌われるようになったのか、そのことを取り上げている。 第一章「童謡の“誕生”」 童謡は簡単に言うと「わら […]

無差別テロ――国際社会はどう対処すればよいか

テロというと日本で起こっていないような認識であるのだが、実際には日本でもテロが起こった。今から23年前に起こった「地下鉄サリン事件」である。世界的にも類を見ない化学テロとして国内外にて衝撃を与えた事件であった。しかし海外から見ると今から17年前にアルカイダによって起こした「アメリカ同時多発テロ事件(9.11)」がある。その後にもロンドンやパリといった大都市部、さらには中東など様々な所で無差別テロが […]

森は消えてしまうのか?―エチオピア最後の原生林保全に挑んだ人々の記録

森は大切な存在であるのだが、本当のところ森が失われるようなこともある。日本では多くなったり少なくなったりと言ったものよりも、海外資本が購入すると言ったことがあるのだが、国外に目を向けてみるといくつかの国々は森林の面積が減るような現状がある。エチオピアもその一つであるのだが、その森を保護するための動きを取り上げているのが本書である。 第1章「最後に残された森を救え!」 アフリカ最古の独立国であるエチ […]

ぼくらの村からポリオが消えた

「ポリオ」とは正式には「急性灰白髄炎(きゅうせいかいはくずいえん)」と呼ばれ、通称は「小児麻痺」としても挙げられる。また英訳すると「ポリオマイアライティス」という。それが略されて「ポリオ」と呼ばれている。日本では現時点では罹患者はごくわずかではあるのだが、ポリオワクチンを巡った動きについては神奈川県を中心に2010年代前半にあった(国産不活化ワクチンの動きであり、国の承認に先立って神奈川県が先立っ […]

中米の子どもたちに算数・数学の学力向上を

発展途上国や新興国に対して、教育を伝えることもまた国債貢献の一つである。その中でも日本では教科書開発を行い、海外に伝えるといったことを行っている。本書はその中でも中米諸国に対して、算数・数学を向上するための教科書開発を行った方々の姿を取り上げている。 第1章「すべては協力隊から始まった」 日本と中米とでは距離もそうであるのだが、文化・言語など様々な違いがあるのだが、ほかにも教育のカリキュラムの違い […]

地方からの国づくり

地方から国へと言った動きは日本でもある。かつて「地方創生」と言う言葉が与党から出て、地方を強くすることをスローガンとしているのだが、実際にはなかなかうまく進んでいない現状がある。その現状から脱するために自治体の間の協力が行われているのだが、本書は主にタイにて自治体間協力を行うモデルをつくり、成功に導いた話を取り上げている。 第1章「自治体間協力という発想」 地方自治を強くするためには手段が数多くあ […]

クリーンダッカ・プロジェクト―ゴミ問題への取り組みがもたらした社会変容の記録

バングラデシュは発展途上国の一つであり、なおかつ新興国の一つである。経済成長や人口増加も目覚ましく、特に首都であるダッカではそれが顕著となっている。その一方で環境問題、その中でも「ゴミ」に関する問題が深刻になっている。もっともその「ゴミ」に関する問題は日本に限らずどこの国にもあるのだが、社会的事情や経済、宗教など背景は様々である。本書はダッカのゴミ問題を解決に導くための「クリーンダッカ・プロジェク […]

足利将軍と室町幕府―時代が求めたリーダー像

室町時代は足利の時代であった一方で、歴史の中では南北朝の影がつきまとっている。しかも征夷大将軍として足利家が天皇家の庇護を行う宿命を背負うこととなった。その背負うこととなった足利家はどのような室町時代の歴史を辿っていったのか、そのことを取り上げている。 第一部「南北朝期の足利将軍家と北朝天皇家」 初代将軍の足利尊氏から三代将軍の足利義満までの間は室町時代の中でも南北朝時代とも呼ばれていた。室町時代 […]

星くずたちの記憶――銀河から太陽系への物語

季節は真冬であり、夜はかなり寒くなる。もっともそのような季節になると空気が澄み、星々もよりハッキリと見えるようになる。その星々は自ら光を発する「恒星」もあればその光を受けて輝く「惑星」とがある。その星々は様々な元素や物語を運んでくるのだが、その星たちは宇宙へどのように語っているのか、そのことを取り上げている。 1.「星くずが語る宇宙」 星くずを色々とあるのだが、宇宙にある星は実際の所、様々な石の塊 […]