書評 蕎麦、食べていけ! 著者の江上剛と言えば第一勧業銀行(現:みずほ銀行)、日本振興銀行と銀行畑を歩み、その経験から金融関係、さらには経済関係、サラリーマン関係の小説を多数出している。そう考えると、本書の小説は異色中の異色と言える。 本書の舞台は高校生からの町おこ... 2021.05.13 書評青春
国内経済 平成金融史-バブル崩壊からアベノミクスまで 平成の時代は金融関係に大きな変化をもたらしたとされている。しかしその「変化」は経済そのものの変化に直結しているところがあり、その直結が「破綻」といった言葉が出てきた時期もあった。 その約30年にも及ぶ平成における金融の歴史について、出来事と... 2020.11.24 国内経済書評
書評 2025年の銀行員 地域金融機関再編の向こう側 銀行はこれまで安定的な様相だったのだが、今から22年前「1997年金融危機」により北海道拓殖銀行の破綻を皮切りに山一證券や日本長期信用銀行の倒産など連鎖的なことが起こり、金融面での不安を持ってしまうようなことがあった。やがて金融ビッグバンが... 2019.03.30 書評経営・マーケティング
投資術 社会人なら知っておきたい金融リテラシー 私自身お金の勉強はすべきだと思っている。もっとも景気は回復しているにもかかわらず、実感がないような方々も多くいる。特にリーマンショック以後の景気が降下した時期にお金の勉強を始め、資産運用を行うようになった。それからアベノミクスによる景気回復... 2018.11.05 投資術書評
SF スペース金融道 見るからに奇天烈なタイトルであるのだが、宇宙で金融を行っている人々がどのようなことを行ったのかを描いている物語である。SFの要素もあるのだが、コメディの要素が非常に強い。というのはナンセンスな物語でありつつ、なおかつ金融関係の言葉が次々と出... 2018.05.08 SF書評
投資術 レバレッジ不動産投資 サンライズパブリッシング様より献本御礼。 元々「レバレッジ」は物理における「てこの作用」として扱われ、少ない力・投資で最大級の利益を生み出すというものである。もっとも投資の世界でも「FX」でも扱われ、それ以外の世界でも投資法として書籍になっ... 2017.08.16 投資術書評
書評 金融の基礎知識100 金融と言うと、その道のプロの専売特許かとお思いがちであるが、実際にお金を貯めている方々に対して、お金をどのように蓄えていくのか考える必要がある。そのためにも記入の基礎知識を身につけ、実際に様々な金融に手を出すことも必要になってくる。タンス貯... 2016.03.18 書評経済学・概論
国内経済 影の銀行―もう一つの戦後日本金融史 日本経済の裏で支える銀行だが、その銀行の中には金融当局の規制や監視を受けない銀行が存在するという。その銀行は表向きの銀行と手を組み利益を拡大し、そして世界経済を揺るがすような存在にまで変貌していったという。その「影の銀行」の存在について本書... 2015.11.02 国内経済書評
国際経済 金融権力―グローバル経済とリスク・ビジネス サブプライムローン問題から1年経った。その1年経った今でも景気回復のめどは立っておらず、サブプライムローン問題の解決の糸口すら見出していない状況である。 本書はそういた問題はもとより金融に関する様々な権力について書かれている。 最近投資ブー... 2008.09.17 国際経済書評