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障害

大丈夫、働けます。

「ダイバーシティ」と言う言葉をよく聞く。立場や状況においても尊重し、採用し、育てるといった企業の姿勢を表している。ここ最近では、身体的・精神的事情によらずに採用を行っている企業も見かけるようになったのだが、まだまだ課題が残っていると言う状況にある。 本書は障害や難病を抱えた方々だけでなく、事情により引きこもりになってしまったなど、あらゆる状況から再出発する、あるいはその手助けを行う方々の姿から、こ […]

障がい者だからって、稼ぎがないと思うなよ。

ここ最近起業にて「ダイバーシティ」と言う言葉を使う所が多くなってきた。ようは身体・精神などありとあらゆる場面で多様な人を雇い、育てるという概念が広がりを見せているというものである。もちろん障がい者も例外ではないのだが、障がいの度合いによっては難しい部分も否めない。また障がい者雇用というのも存在するのだが、稼ぎが無いと行ったイメージがもたれやすい。しかし本書は障がい者で働きながらも稼いでいる方々を取 […]

いのちは輝く-わが子の障害を受け入れるとき

結婚して、子どもをもうけることの幸せはこの上ないことである。しかしながら、その子どもが障害を抱えてしまったらどう受け止めるか。多くの人はその現実に受け入れられないほどの困難・理不尽に直面することとなる。 その困難と呼ばれる現実からどのように受け止め、前を向いて育てていくか、本書はその家族たちの現実を取り上げている。 1章「あなたは、その現実を受け入れることができますか?」 生まれたばかりの赤ちゃん […]

発達障害を生きる

ここ最近「発達障害」に関する本を取り上げることが度々ある。治療する方、専門家、実際に発症しながらも前向きに生きている方々など様々である。発達障害自体が学習・言動・行動などにおける疾患と広い意味を持っている。発達障害の認知は徐々に広まっており、なおかつ支援する法律(発達障害者支援法など)が施行されるまでになった。 本書は2017年5月21日に放送された「NHKスペシャル「発達障害 解明される未知の世 […]

発達障害とはなにか―誤解をとく

発達障害は今となって認知されているものの、未だに誤解は残っている。また発達障害は病気と思われがちであるのだが、「障害」というのは名ばかりであり、実は一種の傾向にあり、その傾向を活かして仕事に活かしている事例も存在する。 とはいえ発達障害にまつわる誤解は残っており、一つ一つ誤解を解くにも限界がある(最も厄介なのかその誤解が一人歩きしてしまい、認識を醸成されていることにある)。その誤解を解くと共に、発 […]

15歳のコーヒー屋さん 発達障害のぼくができることから ぼくにしかできないことへ

人生はなにが起こるのかわからない。想定外の出来事は突然として起こり、時にはその状況に対して相容れられないようなことさえもある。本書の著者はアスペルガー症候群といった発達障害にかかり、中学生で不登校となり、その後家の仕事を手伝っていくうちにコーヒー焙煎士となった。コーヒー焙煎士になるまで、そして不登校になった要因など、赤裸々に綴った一冊である。 Chapter1「幼少期のぼく」 今となっては発達障害 […]

こどもの「ちがい」に戸惑うとき

「みんなちがって、みんないい」 こういう言葉は小学生の時分でもよく聞いたことがあり、今もなおそう思っているのだが、だからといってその「ちがい」に戸惑い、悩むような子供も少なくない。もっというと、「ちがい」がいじめの対象になったり、コンプレックスとして足枷となったりするようなことがある。その戸惑いをいかに解消するのか、それは本書に詰まっている。 <ここで生まれて、ここで生きた> 生まれ育ちながら、先 […]

重い障害を生きるということ

人によっては多かれ少なかれ障害を抱えている方がいる。その障害を乗り越えて第一線で活躍する人も少なくないのだが、通常よりも重いハンディを抱えてしまうリスクもある。その心身障害の中でも重度のものを抱えている方々がいるのだが、その方々がどのようにして乗り越え、あるいは乗り越えようとしているのか、本書はその重症心身障害児施設を設立に勤務する医師の観点で乗り越え方を取り上げている。 第1章「重い障害を生きる […]

障がい者の就活ガイド

情報や環境のバリアフリー化は進んでいる。では仕事などの就職事情はバリアフリー化が進んでいるのかというと、実際には進んでいる。その理由としては本書のように就活ガイドが作られているためである。就活ガイドは色々な方々のためのガイドであればたくさんあるのだが、本書のように障がい者をターゲットにした本は見たことがない。 第1章「障がい者の雇用環境について知ろう」 そもそもなぜそういった本を「見たことがない」 […]

不可能を可能に――点字の世界を駆けぬける

日本では世界から見てもハンディを持っている方々にとってやさしい社会と言われているのだが、まだまだ日本でも課題は山積している。もっというとハンディに対する考え方・接し方についても昨年9月にJR川越駅で起こった事件があり、ハンディを抱える方々の接し方に暗い影を落としたことが挙げられる。 話を本書に戻す。デパートや図書館などの建物にはありとあらゆるところに「点字」がある。点字が存在することによって目にハ […]