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高齢者

老いのかたち

かつて「長寿」は縁起が良く、ポジティブに受け取れたのだが、ここ最近は長寿そのものが当たり前となり、むしろ「老い方」の良し悪しによって、良いものとなるのか、あるいは害悪となるとなることさえある。なぜそのように変化したのか、自ら1930年代とあり、高齢者である立場から「老い方」のかたちを定義している。 Ⅰ.「病気待ちの列」 老い方は人それぞれであると言えばそれまでなのだが、年相応の考え方や価値観は持つ […]

後期高齢者医療制度―高齢者からはじまる社会保障の崩壊

「後期高齢者医療制度」は今年の4月から始まったがこの施行前後、そして今でも廃止を求める声が非常に強い。「高齢者を食い物にするつもりか」や「これ医者をいたわれ」という言葉ばかり飛び出すが、実際の所「後期高齢者医療制度」廃止後の財源についてどのように確保すべきというところがいまだに見えていないところが民主党をはじめ野党と詰めの甘さではなかろうか。 さて「後期高齢者医療制度」だが75歳以上の人たちはこれ […]

暴走老人!

ここのところ老人に関する事件が後を絶たない。殺人事件に発展するほどの事件から、万引きやいざこざなど枚挙にいとまがない。それだけではなく私事であるがよく中心部で本の買い物をするがよく帰り道で路頭にさまよう、もしくはベンチで寝ている老人をよく見る。それだけではない。自分が気に入らなかったらいたるところで怒鳴り散らす老人も増えている。ではなぜそういった老人が増えたのだろうか。 原因はおそらく長い間仕事に […]

介護―現場からの検証

2000年から発足された「介護保険制度」。2004・2006年に改正され多様な要支援・要介護者のための対応について政府は考えたのだろう。しかし介護の現状はあまり変わっていない、と言うよりもむしろ悪くなっているという声が強い。現状としては非常にきついという。しかも介護というのを食い物にしたグッドウィルの問題もこのような介護の世界に闇を落としている。 老人の人口も比率も上がるだろうとする日本の現状とし […]