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オリンピック

チームⅢ

来月開催の出雲駅伝から大学駅伝シーズンがスタートする。その後は俗に「伊勢路」と呼ばれる全日本大学駅伝があり、関東の大学のみとなるが、正月の風物詩である箱根駅伝もある。他にも中学や高校、実業団、さらには男女関わらずなど様々な「駅伝」があり、TV放送も数多くある。 もっとも有名なものでは箱根駅伝であり、箱根ランナーの中にはオリンピック、さらには世界陸上で活躍している選手も少なくない。しかし選手によって […]

コロナとオリンピック―日本社会に残る課題

現在北京にてパラリンピックが行われているのだが、実際に北京は北京で、日本とは異なる部分で課題を突きつけられている。もちろんこれから取り上げる東京オリンピックと同じような問題は一部抱えているものの。 本書は昨年行われた東京オリンピックが開催されたのだが、そこで出てきた課題と、社会における変遷についてを取り上げている。 第一章「東京オリンピックと2020年―聖火リレーの到着と大会の延期」 2013年に […]

柔の道 斉藤仁さんのこと

現在はJOC(日本オリンピック委員会)の会長である山下泰裕だが、現役時代は柔道選手として世界選手権3連覇(うち1回は2階級制覇)、84年ロサンゼルスオリンピック金メダルを獲得するなど柔道の絶対王者としての活躍をした。 その山下と同時かその後に活躍したのが本書で紹介する斉藤仁である。斉藤は山下が金メダルを獲得したロサンゼルスオリンピック、その4年後のソウルオリンピックで金メダルを連覇し、山下のライバ […]

競歩王

マラソンを含めた長距離走や100メートル走などを中心とした短距離走と比べると競歩は陸上競技の中ではマイナーかも知れない。もっとも競技をする姿は早歩きであるため、地味に見えるかも知れない。しかし競歩は思っている以上に過酷な競技であり、タイムを競うばかりではなく、「型(フォーム)」もまた厳しく見られる。型を大きく崩してしまうと警告などのペナルティーが科せられ、最悪失格になってしまうほどである。 日本で […]

ベルリン・オリンピック反対運動 フィリップ・ノエル=ベーカーの闘いをたどる

オリンピックは国のみならず、世界的な一大イベントであり、なおかつ国や選手の名誉をかけた戦いでもある。近年では経済成長の象徴として扱われ、潤沢な利益を得るために招致合戦を繰り広げている。 本来であれば昨年に東京にてオリンピックが行われることとなったが、2019年末から広がり始め、今もなお猛威を振るっている新型コロナウイルスの影響により、1年延期となった。現時点では行う予定なのだが、中止の声が多いのも […]

スポーツを通じた平和と結束

南スーダンは2011年にスーダン共和国から独立した国であるが、今もなお内戦が行われている。その中で南スーダンへの国際貢献としてオリンピック参加支援が行われている。特に現在行われるかどうか不明だが、今年行われるオリンピック参加の支援として群馬県前橋市にて南スーダン代表選手団を受け入れて、長期事前キャンプを行われている。 本書はそれとは別に「国民結束の日」の開催と、過去のオリンピック参加の経緯を取り上 […]

ブラックボランティア

東京オリンピックは当初今月24日から開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響により、1年延期し2021年に開催される予定である。あくまで「予定」であり、確定ではない。新型コロナウイルスの影響がどこまで続くかによって、中止になる、あるいは再延期と言ったことも考えられるため、どうなるかわからないのが現状にある。 そういった状況の中で、本書を取り上げるのはどうかと思うのだが、そもそも開催の気運が […]

あなたのいるところが仕事場になる

ここ最近「テレワーク」と言う言葉をよく聞くのだが、元を辿ってみると1970年代にアメリカにて大気汚染緩和を目的としてはじめられたとされている。日本では2000年代にテレワークの推進をはじめていたのだが、ここ最近活発化された。その要因としては7月~8月にかけて東京オリンピックが開催され、混雑が予想される。それを回避するために奨励されている。 テレワークにも一長一短があるのだが、そもそもテレワーク社会 […]

オリンピックマネジメントー世界最大のスポーツイベントを読み解く

2020年に東京オリンピック・パラリンピックが行われる。あと1年を切り、来年はいよいよオリンピックムード本番と行ったところである。しかしながらそれに向けての波乱が続々と出てきているのも事実としてある。 本書は世界最大のスポーツイベントであるオリンピックはどのような体制で行われ、どのような歴史を教訓にして変化していったのかについて紐解いている。 第1章「進化するオリンピックの大会」 オリンピックは常 […]

トリニティ、トリニティ、トリニティ

本書は近未来を描いたようでありながら、今の社会を鋭く切り込んでいると言える。もっとも舞台は2020年。ちょうど東京オリンピックの年であり、なおかつ東京オリンピックが開催され始めた頃のことを描いている。 しかも事象は「原発事故」、そう2011年に起こった東日本大震災と、福島第一原発のメルトダウンの出来事から2020年の東京オリンピックにて「原発」と言う名の闇が襲うというものである。近未来チックに描き […]