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サブカル

お前が若者を語るな!

本書は日本に蔓延る「(俗流)若者論」「世代論」を徹底的に批判している。よく言ったというものが多い反面、痛快とも覚えるものが無かったのが残念でならない。著者が最も批判のターゲットにしたのが社会学博士の宮台真司である。次いで多かったのが精神科医の香山リカである。本章はその人たちを中心に批判しながら「若者論」の現状について糾弾している。 第一章「「転向」した若者論者――若者論「で」10年が失われた」 こ […]