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タイムマシン

沙漠と青のアルゴリズム

本書はあたかもタイムマシンに乗ったような1冊である。現在が2021年とするならば、過去は2015年、未来は2028年といったように、日本滅亡を回避するために、尽力するといった一冊である。 近未来であり、なおかつ現実と架空、それぞれの「世界」を交錯していく中で生き残った人たちは回避に向けて動いていく。しかしその中には殺人事件も発生するなど、滅亡や事件解決などが関わっていく中で物語は進んでいく。 単純 […]

往古来今

過去・現在・未来と時間は流れるのだが、それがあたかも時空となって移動するようになったような物語である。その過去にしても平安時代にまで遡るほどであるため、時代の流れ、時の流れがあるのだが、その時の流れを中であたかもタイムマシンに乗ったように往来して生きながら「私」を探しているという、あたかも時空を超えた「自分探しの旅」とも言える。 中編小説を5編取り上げているのだが、その昔から今までの歴史の中で「私 […]