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デモ

みんなの「わがまま」入門

「わがまま(我儘・我侭)」とは、 1.自分の思うままにすること。自分の思い通りになること。 2.相手や周囲の事情をかえりみず、自分勝手にすること。きまま。ほしいまま。みがって。 3.思うままにぜいたくを尽くすこと。また、そのありさま。「広辞苑 第七版」より とある。実際に皆がわがままになると、成り立たないというようなイメージを持たれ、なおかつ周囲からもいい気はしない。多くの理由としては「わがまま」 […]

マーティン・ルーサー・キング――非暴力の闘士

第二次世界大戦後のアメリカでは黒人差別が深刻化してきたのだが、その中で差別に対して戦った人も少なくない。戦った人の中にも歴史的に有名になった人物もおり、本書にて紹介するマーティン・ルーサー・キング(通称:キング牧師)もその一人である。そのキング牧師はいかにして黒人差別から立ち向かい、そして今のアメリカに影響を与えたのか、その足跡を追っている。 第1章「非暴力に出会う」 キング牧師が誕生してから、施 […]

愛と暴力の戦後とその後

「愛と暴力」という言葉を聞くと後者は戦後の一時代の中で出てきた産物としても挙げられる。しかし「愛」はどこにあるのかというとなかなか難しい。そもそもその両者の言葉には戦後の歴史を紐解いてみると関連付けられるものがある。その関連付けるものはどのようなものか、本書はそのことを論じている。 第1章「母と沈黙と私」 親子愛はどこにでもあるのだが、その「愛」の形は国それぞれである。そのそれぞれであるそのそれぞ […]

ライオット・パーティーへようこそ

世界に目を向けてみると、エジプトをはじめ中東諸国、ヨーロッパ・アメリカ、さらには台湾や香港などでデモが起こっている。そのデモが暴徒化して「暴動」に発展することもしばしばある。日本でもデモはほぼ毎日の様に日本中の至る所で行われているのだが、そもそもの本質が異なる。 日本ではプロ市民による市民団体などおおよそ30代~50代ほどの中高年の方々が主導する場合がほとんどなのだが、前者は10~20代の若者たち […]

デモのメディア論~社会運動社会のゆくえ

日本でデモと言えば、今も昔もあるのだが、2011年の福島第一原発事故を機に「脱原発」デモを中心に、デモ活動が広がっていた印象がある。 同年には、日本以外にも中東諸国で起こった「アラブの春」、アメリカでは「オキュバイ運動」、他にも日本と同じような「脱原発」と世界各地で様々なデモ運動が起こった。しかしそのデモはあたかも「お祭り」の様相を見せている。 「社会運動」としてのデモであるが、その「お祭り」とな […]