TAG

バブル崩壊

いつか深い穴に落ちるまで

「深い穴」という言葉がどれだけ意味深なのかということを本書でもって感じさせられた一冊である。本書はまさに「深い穴」というのが物理的に明示されているだけでなく、本書の背景そのものにある所での暗喩としても使われるため、重要なキーワードと言っても過言ではない。 舞台はとある企業であるのだが、サラリーマンであったり、官僚であったりと、様々な人物たちが織りなすのだが、そこには戦後の日本社会システムが映し出さ […]

業界だけが知っている「家・土地」バブル崩壊

ここ最近本屋を見ると「不動産投資」に関する話が多く、なおかつインターネットを除くとそれに関する記事が多く見られる。もっともここ最近は景気は傾き始めているのだが、それまではほぼずっと右肩上がりの状態であることから好景気の様相を見ている部分もある。中でも不動産は格好の「投資材料」としてそれに関する話が良く集まることから「不動産バブル」と言われてもおかしくないほどにあるとも言える。 本書の話に移る。その […]

現代若者犯罪史―バブル期後重要事件の歴史的解読

TVニュースや新聞では枚挙にいとまがないほど取り上げられている若者犯罪。実際に若者の犯罪数は「少年をいかに罰するか」という本では増えていないという。しかしなぜこれほどまでピックアップされるのかというと生活の多様化や家族間の距離が離れていったという。犯罪の要因については前述のように時代の変化というのもあるが、親との確執など何年も変わらないものまである。 少年をいかに罰するか posted with […]