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マスコミ

われらマスコミ渡世人

マスコミの世界に生きる人は少なからずおり、長年に渡って活躍する人もいる。その中にはテレビに出ずっぱりの方もいれば、年に数冊上梓し、なおかつ週刊誌にも投稿するような方々がいる。その方々の中で代表する2人が、マスコミに生きた中での人生を振り返りながらマスコミの世を渡ることについて取り上げている。 第一章「ぼくらのヴ・ナロード」 「ヴ・ナロード」とは19世紀の公判当時の帝政ロシアで行われた運動で使われた […]

スマートメディア―新聞・テレビ・雑誌の次のかたちを考える

昨今ではインターネットを中心に既存メディアの批判が相次いでいる。にもかかわらず既存メディアは馬耳東風の如く相も変わらず、の調子である。 「メディア」に進化はあるのか、と言うと確かに存在する。インターネットの隆盛によりテレビや新聞、雑誌が軒並み見られなくなったり、読まれなくなったりしている。とりわけ雑誌はそれが顕著に表れており、廃刊や休刊が相次いでいるのは周知の通りである。 さて、インターネットも隆 […]

世論調査と政治――数字はどこまで信用できるのか

当ブログでも政治に関しての言及は多々ある。しかし世論調査に関しては私自身はいっさい関心がない、と言うよりは信じていない。世論調査は各新聞社やテレビ局によって数字がバラバラなのだが、局や新聞社それぞれのイデオロギーが見え見えだからである。またそれを「民意」とか「国民の意見」と言うものだから困りものである。それにより首相の意見野党の意見が振り回され、野党はそれを武器にする。常に国民を意識することが民主 […]

パブリック・ジャーナリスト宣言

本書を読んで、そのあとに著者が運営する「PJニュース」を読んで率直な感想を述べると、これほど日本の巨大マスコミを批判し、そして市民独自の目線で取材し記事にしたものはないと感銘を受けた。実際日本のマスコミ、とりわけ新聞やTVニュースではものすごい細部でしか独自性が見いだせずほとんど同じようなニュースが流れている。 実際その人たちだけが記者クラブで情報を撮ったりしており、本当にスクープや独自性が見出し […]

電波利権

私は前から「放送業界は腐りきっている」と思っている。というのは、テレビ局は自らの保身のためかインターネット事業に関して非常に消極的であったからだ。しかし中にはフジテレビのように、自らの番組をネット配信していて、積極的にネット事業を進めているところもある。おそらくインターネット事業を嫌う大きな理由は「広告」にあるのではないかと私は推測する。 話をもどす。本書を読んで驚いたのが電波利用料。携帯電話は周 […]