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ラジオ

傾聴思考 対談 知性と豊かさを手に入れる 一流をつくる7つの言葉

よくコミュニケーションの世界では「傾聴」が重要視されることが大いにある。傾聴は、単純にじっくり「聞く」のではなく、「耳」に「心」と書いてあるため、その人の意図や考え方など、心的な部分まで掘り下げて「聴く」ことが肝要である。 本書はその傾聴でもってどう考えるかのノウハウを伝えるように見える。しかし本書は6人の対談を通して、その人がどのような嗜好を持っているのか、なぜ一流でいられるのか、対談でもって傾 […]

スーパー望遠鏡「アルマ」の創造者たち

チリのアタカマ砂漠にて、建設された電波干渉計は通称「アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計」、通称「アルマ」と呼ばれる望遠鏡であり、俗に「スーパー望遠鏡」とも言われている。完成したの2013年のことであり、宇宙などの天文学の研究において使われている。そのアルマを生み出した国の一つとして日本がいる。日本はアルマの建設にどのようにして関わっていったのか、その一部始終を取り上げている。 第1章「電気仕掛けの […]

伝える人、永六輔 『大往生』の日々

永六輔はマルチな才能を発揮した人物である。特に作詞家として、ラジオパーソナリティとしての知名度もあれば、1994年に「大往生」を上梓し、200万部を超える大ベストセラーにまで登り詰め、エッセイストとしても名を馳せた。マルチな才能を持つ一方で、「徹子の部屋」にも幾度となく出演し、好奇心旺盛な側面も覗かせた。その永六輔の生涯については1994年の大往生が上梓された以降の足跡を追っている。 Ⅰ.「ベスト […]

1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった

最近のラジオではメールアドレスを伝え、お便りを送ることが多い。いわゆる「メール職人」と呼ばれるような方々であり、その方々が送られるメールによってラジオの魅力がパーソナリティとともに彩っているといっても過言ではない。 しかしラジオは戦前からあり、戦後に至ってはオールナイトニッポンを始めとしたタレントがパーソナリティやDJとして活躍し、そのコーナーを進めていく中でお便りのやりとりは存在した。メールのな […]

ラジオ・ガガガ

私自身テレビはあまり見ない。その代わりラジオを聞くことが頻繁にある。ごく最近ではニコニコ生放送で行われたり、インターネット配信しているようなラジオもあり、それを聞くことが多くなったのかも知れない。テレビのように見ることによって行動を奪うことなく、何かをしながらの片手間に情報を得たり、面白く聞いたりすることがあるため、重宝している。 本書はその「ラジオ」をテーマにした短編集であるのだが、取り上げられ […]

ラジオラジオラジオ!

私自身テレビをあまり見ない一方でラジオを聞くことが度々ある。AMやFMもさることながら、最近ではインターネットでも生・録音問わずに配信される、いわゆる「ネットラジオ」も出てきている。番組、そしてその番組によって流れる音楽もヴァリエーションが多く、聞いていても飽きないのが魅力である。もっとも釘付けにならずに済むのだから勉強などをしながら聞くというのも良い魅力として挙げられる。 私事はここまでにして置 […]

戦後日本の聴覚文化~音楽・物語・身体

「聴覚文化」というのは、簡単に言うと「ラジオ」をはじめ、最近ではオーディオなど、耳を通じて楽しむ、知ることのできる文化のことを表している。テレビなどの視覚文化は日本において戦後になってから始まったのに対し、ラジオは昭和時代に入ってからのことであり、戦争の政局などのことを伝えるための手段の一つとして挙げられた。 本書は日本において長らく続いた「聴覚文化」を日米関係、さらには昨今発達している電子メディ […]