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中公文庫

人質の朗読会

「生と死」 この言葉は必ずと言ってもいいほど出てくる。そういったことについて教育の場でも語られたり、議論したりすることがあり、いわゆる「デス・エデュケーション」として扱われることがある。 それはさておき、死と直面する人びとが、日常から隔離された中でどのような本の朗読を耳を澄ませて聴くのか、そのことを描いている。生への祈りや死について見つめている用に思えてならない。 日常から離れて自分自身にとって「 […]

性犯罪報道

性犯罪の事件が後を絶たない。しかしその性犯罪の事件はメディアではあまり報道されることがない。しかし、性犯罪の被害を受けた女性達は今もなお、性犯罪の苦しみにもがき続けている。 性犯罪がメディアで取り上げられない理由、それは「人権」にまつわるものもあれば、ある種の「タブー視」があるのかもしれない。 本書は読売新聞が性犯罪の現状について、被害者の取材をもとに明かしている。なお、本書は読売新聞で2010年 […]