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主体

マックス・ヴェーバー――主体的人間の悲喜劇

昨日取り上げた評伝は生涯をもとにした合理性や官僚制が中心となったのだが、本日取り上げる本書は評伝の中でもサブタイトルにある「主体的人間」といった所が中心となる。またもう一つの要素としては「闘争」と言ったものが挙げられる。「主体的人間」と「闘争」、この2つの要素は生涯の中でどのようにして形成付けていったのか、本書は生涯をもとにして追っている。 第一章「主体的人間への成長 一八六四‐一八九二年」 ヴェ […]