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側室

将軍家康の女影武者

様々な時代の中で愛する人・国のために闘う女性がおり、なおかつ創作でありながらも、それを描く作品も数多くある。本書は戦国から江戸時代初期にかけて活躍したある側室の女性を中心とした物語である。 その主人公は卯乃とあるが、史実では「英勝院」がこの人物にあたる。通称は「梶(八)」と呼ばれ、史料にも「梶」と呼ばれることが多々あった。また本書の表紙には戦の甲冑を着た女性の姿であるのだが、実際に関ヶ原の戦いや大 […]