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冒険

新・冒険論

冒険には必ずと言ってもいいほど「リスク」がつきものである。そのリスクを受け入れながら、新しいこと、あるいは独創的なことに挑むことは登山にしても、普段の仕事にしても変わりない(もちろん程度の違いはあるのだが)。 本書はチベット峡谷踏破や北極圏の80日間の極夜行など誰もが思いつかなかった冒険を行ってきた著者が冒険の本質について取り上げている。 第一章「本多勝一の冒険論」 ジャーナリストの本多勝一は時事 […]

忘れ村のイェンと深海の犬

大切な故郷を守るため、少女は立ち上がり、冒険するという物語である。単純に言えばそうかもしれないが、その物語はファンタジーであり、なおかつ一つのロールプレイングゲームのストーリーを見ているような感じである。 そのストーリーの中で出会いと別れがあるのだが、その中には戦いもあったり、仲間ができたりと言ったものがあるのだが、なんといってもスケールが非常に大きく、本書でもって完結と言うわけではなかった。主人 […]

ラベルのない缶詰をめぐる冒険

突然だが、もし「ラベルのない缶詰」があったら、あなたは入っている中身について何を連想するだろうか。 ごく普通にあるものというと、コンビーフや焼き鳥、野菜、スープ、煮魚…など挙げてみると枚挙にいとまがないほどである。しかし本書に出てくる缶詰はそういった類が中に入っていない。「いったい何が入っているのだろう」という不思議な好奇心が私のなかにかき立てられてしまう。 本書はその「缶詰」を巡る物語である。通 […]