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女王

カラー版 王室外交物語 紀元前14世紀から現代まで

6月2日、イギリスのエリザベス女王が即位70周年を迎え、記念行事が実施された。イギリス、もといイングランドの王の中で最も在位の長い君主であり、世界的に見ても、日本の昭和天皇、タイのラーマ9世、スワジランドのソブーザ2世などごくわずかである。 イギリスには女王を始め王子・王女などの「王室」があり、海外において「王室外交」も存在する。日本では天皇陛下をはじめとした皇室があり、皇室を通した外交を「皇室外 […]

ヴィクトリア女王―大英帝国の“戦う女王”

現在のイギリス女王であるエリザベス2世は今年の9月9日に、高祖母であるヴィクトリア女王が持っていた在位期間を抜き、イギリス史上最長の君主となった。また最高齢君主もすでに2007年にエリザベス2世女王が塗り替えたのだが、塗り替える前の君主もまたヴィクトリア女王である。 かつて史上最高齢で、なおかつ史上最長の在位期間を持っていたヴィクトリア女王は、その在位期間、俗に「ヴィクトリア朝」と呼ばれるほどイギ […]

英連邦 ~ 王冠への忠誠と自由な連合

「英連邦」と一括りにいっても「イギリス(グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国)」のことだけを言っているのではない。イギリスの君主が国家元首としている国々を総称して「英連邦」と言われている。その「英連邦」と呼ばれる国は、 ・カナダ ・オーストラリア ・ニュージーランド ・ジャマイカ ・パプアニューギニア など54カ国存在する。その多くはかつてイギリスの植民地としていた、あるいは多くの移民を行 […]

女王陛下の外交戦略

イギリスの女王エリザベス二世が女王に即位してから今年で50周年を迎える。本書はちょうどその時期に上梓された。 本書は女王陛下の外交戦略から、あまり知られていない「コモンウェルス」、イギリス王室を支える支柱やジョージ七世といった内容である。 女王陛下の外交戦略には非常に舌を巻いた。あれだけ首脳が変わっているのにもかかわらず変わりない外交で関係を維持し続けられる女王陛下の対アメリカ外交、さらには多くの […]