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手記

降伏の時 元釜石捕虜収容所長から孫への遺言

大東亜戦争が終戦し、今年の8月15日で77年を迎える。戦争を体験している方々が亡くなっていき、戦争を知るきっかけも資料などでしかわからなくなりつつもある。もちろん戦前・戦後に関しての史料は次々と出てきており、あの戦争は何だったのかは今も問われ続けている。 本書はかつて岩手県釜石市にあった「連合軍捕虜収容所」の所長として生き、終戦を迎え、戦犯として巣鴨プリズンにも収監し、釈放後は新聞記者として活躍し […]

今日われ生きてあり―知覧特別攻撃隊員たちの軌跡

鹿児島県知覧町には「知覧特攻平和会館」がある。大東亜戦争の際に帝国海軍によってつくられた「神風特別攻撃隊」、通称「神風特攻隊」が編成された場所である。その特攻隊の隊員となり、散っていった方々がどのようなもの・ことを遺していったのか、その記録が詰まった一冊である。 第一話「心充たれてわが恋かなし」 特攻隊員としての日々、そして日本のために死ねるという誇りと悲しさ、そしてその特攻隊員の家族たちの心境が […]