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新左翼

新左翼とロスジェネ

「左翼」という言葉が隆盛したのは1960年代後半から1070年代にかけてである。ちょうどそのときは「60年代安保」や「大学紛争」が起こった時期と重なる。 「左翼」というと、日本赤軍も思い出すがついこの前に永田洋子死刑囚が獄中で亡くなり、日本赤軍にまつわる事件は終わったという声があるが、私はこういう時こそ日本赤軍とは何だったのだろうか、左翼とは何かを考える必要がある。 戦後最長の好景気と言われた時代 […]

菊の御紋章と火炎ビン―「ひめゆりの塔」「伊勢神宮」が燃えた「昭和50年」

「ひめゆりの塔」というと沖縄戦、とりわけ終戦前の激戦地、さらには日本領土の数少ない戦場でもあった。その中での戦争の悲しみやいざこざが起き、今でも歴史認識問題により、大江健三郎の「沖縄ノート」問題、「戦陣訓」の一文を守り通すための自殺の強要というのが叫ばれ、訴訟にまでなったのは記憶に新しい。沖縄戦は非常にナーバスな問題の一つであり、私自身もあまりよくわからないところが多いのでこれから学ぶべきものの一 […]