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松岡正剛

白川静 漢字の世界観

白川静と言う人をご存じだろうか。私も本書に出会うまで名前だけしか知らなかった。 本書を読んでいくと白川静は3年前に亡くなられた漢文学者、漢字学者である。生涯甲骨文や金文と言った漢字や漢文を追求した学者として有名であり、漢字の研究そのものを愉しんだ人でもあった。本書はその白川静がどのようなことを遺してきたのかというのを「千夜千冊」で有名な松岡正剛氏が本を解き明かしながら考察している。 私は白川氏の研 […]